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<ウマ娘 シンデレラグレイ>トレンド1位で芦毛の怪物が発進 最高のクオリティー、随所に入るオグリの逸話に「はあ…めっちゃデキいいな」

  • 2025.4.13
アニメ「ウマ娘 シンデレラグレイ」が放送を開始 (C)久住太陽・杉浦理史&Pita・伊藤隼之介/集英社・ウマ娘 シンデレラグレイ製作委員会(C) Cygames, Inc.

【写真】頬張る姿がかわいい、もぎゅもぎゅオグリキャップ

アニメ「ウマ娘 シンデレラグレイ(毎週日曜昼4:30-5:00、TBS系ほか/ABEMA・Deisney+・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の放送が4月6日にスタート。第1話「ここにいる」の放送後は「シングレ」がXトレンド1位となり、「はあ…めっちゃデキいいな」「とんでもないウマ娘アニメが始まった」など大きな反響を巻き起こした。(以降、今後の展開に関するネタバレが含まれます)

最高すぎた第1話に絶賛&興奮のコメントが集中

本作は「ウマ娘 プリティーダービー」の登場ウマ娘の1人、オグリキャップを主人公にした作品。「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載の同名漫画を原作に、やがて“怪物”と呼ばれるようになる彼女の青春と伝説の物語が描かれていく。

まずはアニメでのオグリキャップのお披露目となった第1話。さびれた地方のカサマツトレセン学園で、未来のスターを探すトレーナー・北原穣(CV.小西克幸)の前に、芦毛の逸材が現れる。彼女こそオグリキャップ(CV.高柳知葉)。遠くない未来、彼女はその圧倒的な実力で同世代の強敵たちを震撼させることになる。

キリッとした表情はもちろん、“ギャグカット”のかわいさも絶妙なオグリキャップ。そんな彼女を筆頭にするキャラクター描写をはじめ、作画もアニメーションも音楽も、期待を軽く超えてきたていねいな作り。作品観はキュートなルックスながら、競走世界のマジな雰囲気に引き込まれる。

「1話から最高過ぎやろ…次からどんな心構えで見ればいいんだ」「すばらしいクオリティーでした。このまま分割2クール駆け抜けてほしい!」「予想の遙か先を行く良さだったな」など、SNSには視聴者からも絶賛の声が集まる。また、「シングレは萌えじゃなくて燃え」といった、「プリティーダービー」とは違った味に興奮を覚える人も多くいたようだ。

「ウマ娘 シンデレラグレイ」第1話より (C)久住太陽・杉浦理史&Pita・伊藤隼之介/集英社・ウマ娘 シンデレラグレイ製作委員会(C) Cygames, Inc.

実在と重なるオグリのエピソードに競馬ファンも胸高まる

「ウマ娘」シリーズは、伝説のレースや記録を生んだ別世界の競走馬の名前と魂を受け継いだウマ娘たちの物語。そのため、作中には実在レースの再現や競走馬たちのエピソードもふんだんに散りばめられている。

小さい頃は脚が悪かったオグリキャップ。食欲旺盛で体が柔軟。重心の低い独特な走り方。それらも実際の話をもとにしたもので、ゲート体験での51.1秒というのは育成時代の実馬のオグリキャップ号が能力試験で叩き出したタイムに重ねたものである。

そんな競馬ファンの心をくすぐる演出に、「オグリの癖であるレース前の武者震いをちゃんと再現してるのいいよね」「コロッケ食い尽くすオグリ、食欲旺盛な馬だったもんな」「嫌がらせに気づかずノーダメージ。けっこうマイペースだったという逸話を思い出す」など、オグリキャップを懐かしむ競馬ファンの声も多く上がることに。

ドラマを生む名馬とも呼ばれた史実のオグリキャップ号は、80年代の終わりに起きた競馬ブームの立役者でもある。笠松時代は観客も少なくなっていた地方競馬を盛り上げ、中央に移籍してからはライバルだったタマモクロス号やイナリワン号との激闘。11着に沈んだジャパンカップからの優勝を飾った有馬記念の劇的ラストランは、今なお競馬ファンの間で語り継がれている。

そんなオグリキャップ号のドラマは本作の中ではどう再現されていくのか。それとも予想を裏切る展開にもなっていくのか。オグリキャップの伝説を知るファンにとってはそんなところも楽しみになってくる作品だ。

◆文=鈴木康道

「ウマ娘 シンデレラグレイ」第1話より (C)久住太陽・杉浦理史&Pita・伊藤隼之介/集英社・ウマ娘 シンデレラグレイ製作委員会(C) Cygames, Inc.
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