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「再構築できますか?」愛妻家の夫に裏切られた妻の選択【家族でいれるのは今日が最後】

  • 2025.4.13

結婚生活において、夫婦円満は憧れのひとつですよね。でも自他ともに認める愛妻家な夫が、実は浮気をしていることもあるもの。このまま離婚するべきか、それとも子どものために再構築するべきか悩んでしまうでしょう。今回は「愛妻家の夫に裏切られた妻の選択」の中から、新たなスタートを切った話をご紹介します。

あらすじ

主人公の晴美と夫・慎平は結婚7年目の夫婦。子宝にも恵まれ、仲睦まじい日々を送っている。慎平は子育てにも積極的で気が利き、晴美はこの先もこんな幸せな日々が続くと思っていた。しかしある日晴美は車にネックレスが隠されているのを発見する。はじめは自分へのプレゼントだと思っていたものの、慎平からその気配はない。その後慎平のポケットから女性物の指輪が出てきたり、夜になっても連絡がつかなくなったりと不審な行動が相次ぐ。晴美が冗談で浮気を問うと、なんと1年も浮気していたことが発覚。ショックで慎平を拒絶する晴美だが、慎平は離婚したくないと言う。

晴美に許してもらえないことに焦った慎平は、晴美に何も言わず浮気相手・百合子を家に連れてくる。一見礼儀正しく謝罪する百合子だが、自分が若くてかわいいことを自覚し、晴美にマウントを取っている。そのことに気づいた晴美は我慢の限界を迎え、慎平との離婚を決意する。その後離婚が決まり、晴美の両親には謝罪していた慎平。でも義両親には連絡していないのか、義母たちは何も言ってこない。不審に思った晴美は義母に電話することにした。

離婚まで2週間となったある日曜日、晴美は慎平に内緒で、慎平の実家に連れ出す。案の定両親に浮気と離婚の話をしていなかった慎平は大激怒される。その上浮気のことは内緒にして、百合子をただの再婚相手として紹介するつもりだったことが発覚する。

晴美は義両親に、浮気相手の写真を見せた。そして義両親に最後の挨拶をしたのであった。

そして慎平が家を出る日。子どもたちのことを思うと、涙が溢れてしまう晴美だった。

見どころ

前みたいには戻れない

子どもに対する罪悪感を感じる晴美。以前のような家族の姿には、もう戻ることはできない。そのことがただ悲しくて仕方がなかった。

これからも子どもたちの父親

ただ離婚してからも、慎平は子どもたちの父親であることは変わりない。慎平もできる限りのことをして、父親としての関係を途絶えさせないように努力している。

子どもへの愛情は本物

慎平を、許すことも信用することもできない。ただ、一緒に子育てをして子どもへの愛情を注いだことは、嘘ではなかったと信じたい晴美であった。

子どもにはさみしい思いをさせてしまっているかもしれませんが、新しい家族の形として前向きに捉えることが大切です。ただ不倫は、家族や子どもの笑顔を奪う最低な行為であることは忘れないでおきたいですね。

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