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【冷蔵庫の食材を一掃】安価な豚こま肉と余り野菜で「和風だしの中華丼」作ろう!切り方と火加減が肝!

  • 2025.4.13

中途半端に残った野菜や肉類、どうしたらいいか迷いますよね。メインの食材にするには量が足りないし、かといって今から追加で買ってくるのも面倒…。そんなときにぴったりのレシピを、YouTube『食事処さくらの料理教室』で発見しました!「中華丼」と聞くといろいろ具材を揃えて…と大変なイメージですが、家に余っている食材でOKとのこと。こんなありがたいレシピ、待ってました!


「どこよりもわかりやすい」レシピが大人気!『食事処さくらの料理教室』

YouTube『食事処さくらの料理教室』は、元フレンチのコックであるさくらさんが、「どこよりもわかりやすい」をモットーに料理動画を上げている人気チャンネル。
登録者数は85.6万人を超えています。

SNS映えするような派手さはないかもしれませんが、誰でもおいしく作れるようにコツを押さえた料理は、覚えておくと一生助かるものばかり。
「わたしって料理うまいかも」と自信がつき、料理好きになる人も多いんですよ。

今回紹介する「中華丼」もコツを押さえて作ることでどれだけおいしくできるのか、楽しみです♪

「中華丼」の材料と作り方



【材料】(2人分)
白菜…200g
長ねぎ…50~60g
しいたけ…3つほど
にんじん…50g
うずらの卵(水煮)…6つ
豚こま切れ肉…100gほど

(スープ)
酒…大さじ2
オイスターソース…大さじ1.5
しょうゆ…小さじ1
砂糖…小さじ1
和風だしの素(顆粒)…小さじ2
水…200ml

(豚こま切れ肉下味用)
片栗粉…小さじ1.5
塩…少々
酒…小さじ2

(とろみつけ用)
片栗粉…大さじ2
水…大さじ4

ゴマ油…大さじ半分~1 ※お好みで
黒こしょう…お好みで

レシピではにんじんは入れていませんでしたが、「冷蔵庫で余っている野菜を使ってください」とのことだったので、今回にんじんを入れました。
にんじんを入れない場合は、白菜の量を250gに増やしてくださいね。

下ごしらえとして、スープの材料と、とろみつけ用の材料は混ぜ合わせておきます。

【作り方】
1. 野菜はできるだけ大きさを揃えて切っていきます。

ここがまずおいしく作るポイント!
中華丼のようにいろいろな具材を入れる料理のときは、具材の大きさを揃えることで火の通りが均一になり、食べたときの食感も良くなるそうです。



白菜は葉と茎の部分に分けて、茎はそぎ切り、葉はざく切りにします。

長ねぎは、1cm幅くらいに斜めにカット。
薄く切るとすぐに長ねぎがくたっとするので、食感を残すためにも大きめに切りましょう。

しいたけは軸の部分を切り落としたら、少し厚めに切ってください。

にんじんはなかなか火が通りにくいので、薄めに切っておきます。

普段大きさを気にして野菜を切ることってないので、「結構大変」と感じたのが正直な感想。
ですが、野菜さえ切ってしまえばあとは炒めるだけ。
ポイントを押さえるかどうかで仕上がりが変わってくるそうなので、ここだけ頑張りましょう。

2. 豚肉に下味をつけていきます。

レシピではボウルを使っていましたが、洗い物を減らしたかったので今回はポリ袋で。
片栗粉、塩、酒を入れよく揉みこんでおきます。



3. 具材の準備ができたら、いよいよ炒めの工程です。

フライパンにサラダ油(分量外)を大さじ1ほど入れて中火にかけます。
油がしっかり温まってから、野菜と塩(分量外)をひとつまみ入れて一気に炒めていきましょう。



おいしく作るポイント2つめは、この段階で野菜を炒めすぎないこと!
あとからスープで煮込むので、ここでは野菜全体に油が回ればOKです。

油が回れば、いったんボウルやバットに取り出しておきましょう。



4. 空いたフライパンにサラダ油大さじ1(分量外)を入れ、弱めの中火にかけます。

2の豚肉を入れ、表面が白っぽくなるまで炒めてください。



野菜と同じで、豚肉もさっと炒めるだけでOK!
油通しする感覚だそうです。

表面が白っぽく変わったら取り出してください。

5. 空いたフライパンはいったん火を止め、合わせておいたスープを入れます。
その後中火にかけてスープを沸騰するまで温めましょう。



ここがおいしく作るポイント3つめ!
中華丼の作り方でよくあるのが、炒めた具材が入ったフライパンに調味料を加えていくというもの。
この作り方だと、スープが温まるまでにどんどん野菜が煮込まれてしまい、クタクタになってしまうんですね。

なのでさくらさんのレシピでは、いったんスープだけを熱々に温めてから野菜を入れていく作り方になっています。


6. スープがしっかり沸騰したら、3の野菜、4の豚肉、うずらの卵を一気に入れます。

火加減は中火のまま、2分間煮込んでいきましょう。



7. 2分経ったらいったん火を止めて、水溶き片栗粉を4回に分けて加えていきます。

火を消したり、一度に全部入れないのは、片栗粉がダマになるのを防ぐため。

全部水溶き片栗粉が入ったら、弱めの中火にかけてとろみを安定させましょう。
しっかり熱を加えることでとろみがつきますよ。



仕上げにゴマ油を回しかけ、お好みで黒こしょうをふれば完成です!

野菜がシャキシャキで感動もの!残り野菜で「中華丼」

たっぷりとご飯にかけていただきます!



ひと口食べて、すぐに自己流で作った中華丼との違いに気づきました。
白菜や長ねぎなど野菜にちゃんと食感が残っているんです。
やわらかくなりやすい白菜の葉や長ねぎまで、嚙んだときにシャキッとした歯ごたえがあるのにはびっくり。



中華丼の野菜ってクタクタなものだと思ってたんですが、大きさを揃える・煮込みすぎないのポイントを押さえるだけで、こんなに食感が変わるものなんですね…!

あと、シャキッとした食感があると、いつもより何倍もおいしい!

片栗粉をまぶした豚こま肉も、やわらかくて食べやすいです。
わざわざ豚バラ切り落とし肉を選ばなくても、豚こま肉で十分おいしくなるのはうれしいですね♪



鶏がらスープの素ではなく、和風だしの素(顆粒)を入れて作る中華丼は初めてでしたが、だしの旨味が効いていてしっかり満足感があります。
中華料理に和風だしの素(顆粒)を使うの、ありですね!

YouTube『食事処さくらの料理教室』の「中華丼」は、ポイントを押さえるだけで誰でもいつもより何倍もおいしい中華丼になるおすすめレシピです。
今回使った食材以外でも余っている食材なら好きなもので作れるので、冷蔵庫の中身を一掃したいときに作ってみてくださいね。

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