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「また歯形が…」保育園で3カ月続いた噛みつきトラブル!先生に相談した結果、園がとった対応とは

  • 2025.4.13

2歳になる息子は保育園に通い始めてからというもの、お友だちに顔や腕などを噛まれてしまい、けがをして帰ってくることが多くなりました。本人はあまり気にしていないようでしたが、親としてはどうしても心配するものです。そんなときの対策について考えてみました。

保育園で息子が噛まれた!

保育園に通い始めてからしばらく経ったある日、保育士さんが申し訳なさそうな顔で話しかけてきました。聞いてみると、息子が腕をお友だちに噛まれてしまったとのこと。痛々しく歯形のあざができていて、痛かっただろうな……と思いました。

しかし、もしかするとお友だちが遊んでいたおもちゃを息子が取ってしまったのかもしれない。息子もやり返しているかもしれない。2歳児のすることなので、仕方がない。その日はそんな気持ちで帰りました。

また噛まれて!?

次の週、今度は顔を噛まれていました。その数日後は肩。その数日後は背中。その後も週に1回から2回噛まれることが3カ月ほど続きました。息子自身は噛まれた直後は痛くて泣くようですが、私と会うころには噛まれたことなど忘れている様子。

とはいえ、私はさすがに気になってしまい、なぜ噛まれているのか保育士さんに聞いてみました。すると「お友だちの1人がどうしても息子さんが近くにいると気になるようで、突然噛んでしまうんです。なるべく離すようにはしているのですが……」とのことでした。

息子がやり返していないのならよかったという気持ちと、この頻度で噛まれていると保育園を嫌いになってしまうのではという気持ちが湧き上がりました。

親としての気持ちを保育園に伝える

保育士さんたちは、できるだけのことをしてくれているのだと思います。また、噛んでくるお友だち自身も悪気があるわけではなく、かまってほしいや、何か嫌なことがあったなど、さまざまな原因でそうしているのだろうと思います。

話を聞いた家族は「どの子に噛まれているんだ!」と相手を特定しようとしました。しかし、噛んでくるお友だちが誰かを知ったところで、「あの子は息子を噛む子」と嫌なイメージがつくだけで、何もできません。ですが、「噛まれていることを心配に思っている」ということだけは保育園に伝えておきました。

保育園がきちんと対応してくれた!

3月はじめより、保育園のクラス分けがおこなわれ、今までと違う生活が始まりました。すると、息子がけがして帰ってくることがなくなったではありませんか! おそらく保育園が、息子を噛んでしまうお友だちとはクラスを分けてくれたのだと思います。

子どもの保育園生活で不安なことがある場合は、園にきちんと伝えることで対応してもらえるのだと安心感が増しました。

今後も子ども同士のトラブルを見つけた場合は、園に相談してみようと思います。どうしても集団生活ではトラブルがつきものですが、息子の気持ちに寄り添いながら、保育園と協力して息子を見守っていきたいなと思いました。

著者:岩谷ともこ/女性・主婦。2歳男児を持つシングルマザー。社会人をしながら博士号取得中。育児や離婚、資産運用について執筆中。

作画:Michika

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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