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もっちり生地にするコツを全公開!フランス仕込みな「バナナとチーズクリームのクレープ」作ろう!

  • 2025.4.13

今日のおやつは市販のお菓子ではなく、手作りしてみよう!手作りする方が、好きなだけ食べられますものね(笑)。何を作るかというと、こちら。NHK『きょうの料理』の「おやつの時間」の回で、料理家のサルボ恭子さんが紹介していた「バナナとチーズクリームのクレープ」です。サルボ恭子さんは、パリで料理と製菓を学んだ経験があるそうなので、このクレープもフランス仕込みってことかしら?さっそく作ろう♪



NHK『きょうの料理』サルボ恭子さんのスイーツレシピ♪

本日作るのは、NHK『きょうの料理』で、料理家のサルボ恭子さんが紹介していた「バナナとチーズクリームのクレープ」。サルボ恭子さんは、パリで料理と製菓を学び、名門ホテル「オテル・ド・クリヨン」でメインダイニングのキッチンとパティスリーを務めた後、帰国。現在は、自宅アトリエにて料理教室を主宰されているそうです。

では、フランス仕込みの恭子さんのクレープを作ってみましょう。

おやつの時間「バナナとチーズクリームのクレープ」の材料と作り方





【材料】

◆クレープ生地(約10枚分)
薄力粉…75g
卵…2個
牛乳…1カップ(200ml)
バター (食塩不使用)…15g
バター (食塩不使用/焼き上げ用)…適量

◆チーズクリーム(2人分)
クリームチーズ…60g
プレーンヨーグルト(無糖)…大さじ1
砂糖…大さじ1

◆はちみつソース(2人分)
蜂蜜…大さじ2
水…大さじ1

◆トッピング(2人分)
キウイフルーツ…適量
バナナ…1/2本(40g)

【作り方】
1. クレープ生地を作ります。

バターを耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)に20秒間かけて溶かし、粗熱を取ります。

電子レンジによって加熱時間は変わってくると思うので、様子を見ながら溶かしましょう。

2. ボウルに薄力粉を入れて泡立て器でかき回し、ダマのないサラサラの状態にします。

粉の中央を少しくぼませ、そこに卵を割り入れます。そこに、まずは牛乳を大さじ2だけ加え、泡立て器でなめらかになるまでかき混ぜます。



牛乳は一度に全部入れず、少量を加えてなじませておくと、ダマが出来にくいとのこと。



3. 粉っぽさがなくなったら、残りの牛乳を加えてよく混ぜ合わせます。



牛乳を全部入れると、サラッとした生地になりました。



4. 3に溶かしたバターを加え、軽く混ぜ合わせます。



バターを入れると、生地の冷たさでバターが固まり、きれいには混ざりませんでした。でも、焼けば溶けると思うので、このまま進めます。



ラップをして、冷蔵庫に1時間〜ひと晩置き、休ませます。

生地を休ませるとフライパンに広げやすくなり、薄くきれいに焼けるとのこと。ひと晩休ませるとさらに伸びのよい生地になり、モッチリと仕上がるそうです。

そう聞くと、ひと晩休ませたいところですが、今日食べたいので、3時間ほど休ませることに。

5. チーズクリームを作ります。

ボウルに常温に戻したクリームチーズ、ヨーグルト、砂糖を入れて、ヘラなどで練り混ぜます。



ある程度混ざったら、泡立て器で、なめらかになるまで混ぜます。



6. 別の器に蜂蜜と水を入れて混ぜ、はちみつソースを作ります。

7. バナナを薄い輪切りにし、キウイは5mm角に切ります。


8. クレープを焼きます。

フライパン(直径20〜22cm)に焼き上げ用のバターを薄く塗り、中火にかけます。1分間ほどしたら再びバターを薄く塗り、バターが溶けてジュワーと泡立ち、流れるようになったら、固く絞ったぬれ布巾にフライパンを数秒間のせ、温度を下げます。

こうするとフライパンの温度が均一になり(約100℃)、生地の焼きムラを防げるそうです。また、フッ素樹脂加工のフライパンを使うと、きれいに焼けるとのこと。



フライパンを弱火にかけ、玉じゃくし約1杯分の生地を流し入れ、フライパンを傾けて円を描くように回しながら全体に広げます。



今回は、玉じゃくし1/2杯分くらいで、十分広がりました。

もし、うまく広がらず生地に穴があいた場合は、穴を埋めるように新しい生地を少し流し入れるといいそうです。

9. 生地の表面が乾いて縁に焼き色がついてきたら、菜箸を1本、フライパンと生地の間に差し込んで生地を持ち上げ、上下を返します。



縁に焼き色がついたら生地がフライパンから剝がれやすくなり、菜箸を使わなくても、フライ返しで簡単にひっくり返せました。ご参考までに。



ひっくり返したら、もう片面を10秒間ほど焼き、皿に取り出せば、クレープの出来上がり。

何枚か焼き、生地がフライパンにくっつくようになったら、再びバターをフライパンに塗りましょう。

食べきれない量を焼いた場合は、1回に食べる枚数を重ねてラップで包み、ジッパー付き保存袋に入れて保存すると◎。冷蔵庫で約3日間、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で約1か月間保存出来るそうですよ。

食べる際は、クレープを重ねたまま耐熱皿に置き、ふんわりラップをして、電子レンジで温めればOKとのこと。

10. クレープは焼き色がきれいな面を下にして置き、中央にチーズクリームとバナナを半量ずつ順にのせ、少し押してなじませます。



クレープの四方を内側へ折りたたんで、包みます。


上下を返して器に盛り、キウイを飾って、はちみつソースをかければ出来上がり。



調理時間は、生地を休ませる時間を除くと15分。クレープは1枚焼くのに3分くらいなので、2人分(2枚)なら、パパッと出来ちゃいます。



では、いただきます!



おっ、お、お、お、おいしーーーーーい!!!

お店レベルのおいしさ。ヤバいです。

クレープ生地は、もちっとしています。そんなもっちりクレープに、コクがあってなめらかでクリーミーなチーズクリームと、すっきりした甘味のコクのあるはちみつソース、そして、バナナの濃厚な甘味、キウイの酸味が重なって、ヤバいくらいおいしいハーモニーを奏でちゃってます。



特に、はちみつソースとキウイの働きぶりに感服。はちみつソースを加えることで、チーズクリームやバナナの甘さをさらに奥深いものにしつつ、それぞれ異なる甘味をひとつにまとめてくれるようです。蜂蜜を水で伸ばしただけのはちみつソースですが、なかなかの働きぶりです。

そして、キウイの酸味が、濃厚でコクのある甘味の中の気の利いたアクセントとなって、口の中をさっぱりさせてくれます。

NHK『きょうの料理』でサルボ恭子さんが教えてくれた「バナナとチーズクリームのクレープ」は、お店レベルのおいしいスイーツでした。チーズクリームだけでなく、はちみつソースをプラスするところが、すばらしかったです。酸味のアクセントとして、キウイの代わりにイチゴにしてもいいそうですよ。

※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。

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