「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に、タレントの石田純一が登場。日本中から大バッシングを受けたコロナ禍での騒動を告白した。
有名人のしくじり経験から教訓を学ぶ本番組。今回は、10年ぶり2度目の出演となる石田純一がしくじり先生として教壇に立ち、コロナ禍に大炎上した過去を告白した。
授業を聞くメンバーには、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑らレギュラー陣の他、高橋ユウ、みりちゃむ、横山由依らが出演。
新型コロナウイルスの感染拡大で世間が張り詰めていた当時、軽率な行動で週刊誌に何度もすっぱ抜かれ、大炎上した石田。緊急事態宣言が発令された2020年4月には、「沖縄ゴルフ&飲み歩きでコロナ感染」と報じられ、日本中から大バッシングを浴びた。
このニュースについて、吉村は「これは激震よ」「僕ゴルフやりますから、(影響が)結構デカかったんです」と当時を回顧。コロナ禍初期は、ゴルフは密にならないスポーツとして比較的許される風潮があったものの、「“純一後”よ」と、石田の影響によって状況が一変したことを指摘。「純一前、純一後でゴルフ界もだいぶ変わった」「ゴルフ界を変えた男」と語り、スタジオの笑いを誘った。
実は、この沖縄騒動には“裏事情”があった。石田が沖縄を訪れた理由は、遊びではなくビジネスのため。当時、沖縄県那覇市には石田がオーナーを務める韓国料理店があり、知人から「石田さんの沖縄のレストラン、買わせてくれませんか?」と声をかけられ、その打ち合わせのために沖縄へ向かったという。
現地に到着すると、打ち合わせ相手から「今ゴルフをしているので、その休憩中に来てもらえませんか?そこで話しましょう」と連絡が入り、石田はゴルフ場へと向かうことに。ところがその翌日から、体調に異変を感じはじめてしまう。
発症こそ沖縄だったものの、石田は感染のきっかけについて、緊急事態宣言の2日前に東京で行われた会食の場だったのではないかと振り返った。そこには「すごい咳をしていて、具合が悪そうな女性」が同席しており、その女性の高級ワインをもらって飲んだことを明かした。
しかし、ゴルフ場でコロナを発症したという状況から、週刊誌では「沖縄でゴルフをして遊んでいる時に感染した」と報じられ、国民は大激怒。石田は「あの時ゴルフ場に行くべきではなかった」と振り返り、「そういった意味で、僕の感覚と世間の感覚がズレていたと認めざるを得ない」と反省した。
若林は「何してんだろう、って思ってました」と率直に語り、「ゴルフやってコロナかかってんじゃん!と思ってました」と当時の印象を告白。このコメントにスタジオには笑いが起こり、「世間の声と一緒」とツッコミが飛んでいた。