屋形船を貸し切って大将を独占し、豪華絢爛な鮨と酒に酔いしれる。
人気店であり、今年の初競りでうにを過去最高値で落札して話題になった『鮨 尚充』が手掛ける屋形船で、昨今におけるハイエンドな世界が東京湾で繰り広げられているとか。
そこで1月某日、あるVIPの貸切に東カレ編集部が潜入した。
船上の“うにバーサルスタジオ”が開演!
【17:30】勝どきの船着き場に集合!表からは見えない豪華な客席に高ぶる
船が出航するのは、勝どきの船着き場。一見するとなんの変哲もない屋形船だが、中へ入ると驚愕。
約80名が乗船できる船にたった10席の白木のカウンターを設え、床には絨毯が敷き詰められたラグジュアリー空間が広がる。
実はこちら、大将の安田尚充さんの実家が営む屋形船を、数千万円もかけて改装したそう。そんなバックストーリーも規格外だ。
17時30分、約3時間のクルージングへ出発。
【17:40】シャンパンは最上位クラスまでさすがの品ぞろえ!早速泡で乾杯!
最初はもちろん泡で!と、カウンターにずらりと並ぶ高級シャンパンが圧巻の景色。
まずは、クリスタルで乾杯を交わし、華やかにディナーがスタート。
【18:00】外には煌めく「東京タワー」、眼前にはHが輝くトロたくが登場!
開始から30分経過し東京タワーが見えてくる頃、この日最初の見どころが。
中目黒でもお馴染みの「ルイ・ヴィトン」のアタッシュケースにトロたくで描かれた“H”の文字が登場し、ゲストが一斉に撮影。
【18:15】5種類のうにを混ぜ込んだ「うにトリュフごはん」に歓声
お台場付近で船は一旦停止し、そこから“うにバーサルスタジオ”の異名を持つ尚充ワールドが炸裂する。
カウンターにドドドンッと5種類のうにが並び、たっぷりのうにとシャリを豪快に混ぜ合わせ、トリュフをどっさりと削る大将。
5種類のうにを贅沢にシャリと混ぜ、1kg150万円の白トリュフを削った「うにトリュフごはん」は至高の逸品。
【19:00】テキーラ&「HABUSH」観覧車でテンションは最高潮に
船上の“うにバーサルスタジオ”で、BGMがヒップホップの爆音になるとともに登場したのはギラギラと輝くテキーラ観覧車。
贅沢な「うにトリュフごはん」に高揚するゲストたちをあおるように、テキーラ観覧車が運ばれ、ど派手な演出に客席が沸き立つ!
【19:30】盛り上がりの頂点を更新中!青森・三厩のまぐろを豪快に捌く
興奮冷めやらぬまま、「やま幸」のまぐろの柵をお披露目したあと目の前で捌いて中トロの握りを提供。
背中側の脂が乗った、香りと味の濃さとのバランスが抜群な“背トロ”を握りで提供する。
【20:00】一貫3万円超えのこの日イチのうにでフィニッシュへ!
続いて種類違いのうにの軍艦を味わい、トドメは“尚充”の真骨頂となるうにの握り。
正月早々ニュースにもなった、一箱700万円のうにの箱(中身は別)がカウンターに鎮座し、ここでも撮影タイムに。
握りに使用するのは函館産のムラサキウニだが、それでも一貫3万円超えする極上品にゲストたちも恍惚の表情。
20:30まで最高のパーティは続いていく……
宴もたけなわ、〆の一杯は大将も一緒に乾杯!
コース28品約3時間のクルージングにゲストは満足げ。
コースひとり7万円と価格も弩級だが、周りが羨望するプライスレスな鮨体験に東京の高みを見た。
【この屋形船への参加方法】
屋形船 鮨 尚充
勝どきからお台場までを周遊しつつ鮨を堪能。10名(最大12名)の完全貸切予約制で、毎週水木営業。コースはおまかせ28品¥70,000。
乗船場所:晴海乗船場・朝潮小型船のりば(中央区勝どき4-6-1 地先)
運航時間:17:30~
席数:カウンター10席
予約:中目黒の『鮨 尚充』(TEL:03-3712-6999)に通った上で大将へ予約
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