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FWが当たらないときは「クラブを逆にもって素振り」を試してみて

  • 2025.4.13

「FWが苦手でうまく当たらない…」そんな悩みを抱えたゴルファーは多いのではないでしょうか。そんな苦手を克服できる方法を益田プロに教えていただきました。このレッスンを参考に、得意なクラブに変えていきましょう!

よどみなく振る感覚をつかめばミート率アップ

FWが苦手な人は、ボールが上がらないとカン違いして自分の力で上げにいく。するとインパクトで右肩が下がり、顔が早く上がる。この悪いクセを直すことがFW攻略の初歩だと増田伸洋はいう。

クラブのネック側を握り右手1本の素振りをする

「まずはクラブを逆にして、右手1本で振ってみてください。重量感がなくなり、非力なシニアでも楽に振れるので、顔が下を向いているうちにビュンと振り抜ける。ボールに当てる、高く上げるといった動きがないぶん“よどみなく振る”という大事な感覚がつかめます。

この感覚を保ったまま通常の握り方に戻して振ると、正しいスイングになる。また、FWを特別視せず、アイアンと同じように振るのも効果的。ややダウンブローに上から打てば、右肩が下がらずにミート率がよくなりますよ」

体の正面でよどみなく振る

右手1本の素振りでよどみなく振る感覚をつかんだら、ボールをセットし、グリップエンドがボールの上を通過するように振る。こうすると顔が上がらず、正しいスイングが身につく

GOOD!
同じ感覚で振る

通常の握り方に戻して、同じ感覚で振る。最初は素振りを繰り返し、コンパクトに振ることが大事

これはNG
顔が早く上がる

自分の力でボールを上げようとするので、右肩が下がり、顔が早く上がってしまう。体も早く開いて、大きなミスになる

上から打つと右肩が下がらない

FWが苦手な人は、アイアンと同じようにややダウンブローに上から打ってみよう。右肩の高さをキープしつつ、体の開きを抑えることができるので、ダフリやトップのミスを防げる

アイアンと同じ打ち方でOK!

レッスン=増田伸洋
●ますだ・のぶひろ/1973年生まれ、千葉県出身。175㎝、85㎏。レギュラーツアー1勝。23年にシニアデビュー。すまいーだカップで初優勝を飾るなど、6度のベスト10入りで賞金ランキング4位と大活躍。フリー。


構成=小山俊正 写真=田中宏幸 協力=日神グループ 平川CC

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