みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。新連載第294回目の2品弁当は
- 汁なしレンジ親子丼
- ミニトマト
今回は、丼弁当の「汁気対策」として、レンジで作る汁なし親子丼をご紹介します。出汁を使わずに作ることで汁気を抑え、焦げ付きやすい鍋ではなく、レンジ加熱で仕上げます。かつおぶしを加えることで、時間がたつほどに食材に旨みがしっかりなじみます。
短時間で作れるので、忙しい朝にもぴったりです。副菜は「ミニトマト」。お弁当に入れる際の注意点もお伝えします。
シンプルで手軽な2品弁当、ぜひお試しください。
忙しい朝にぴったり!レンジで簡単「汁なし親子丼」「ミニトマト」2品弁当
1品目 汁なし親子丼
材料(1人分)
- 鶏もも肉 50g
- 玉ねぎ 1/4個(50g)
- 卵 1個
- 万能ねぎ 1本
- かつおぶし 小1パック
- (A)しょうゆ 大さじ1/2
- (A)みりん 大さじ1/2
- (A)砂糖 小さじ1/2
作り方
1) 鶏もも肉は、小さめのそぎ切に(火通りがよいように小さめにカット)、玉ねぎは、横半分に切ってから薄切りにする。耐熱容器に入れて(A)を入れてからめる。
2) 蓋をして、電子レンジで2分加熱する。
※蓋をしたままレンジ加熱できる容器(容量 850ml、電子レンジ500w)を使用しています。鶏肉に火が通ってなかったら追加加熱してください(30秒ずつ追加して様子をみる)。 鶏肉や玉ねぎから水分が出ます。
3) かつおぶしをからめ、さらに卵を割り入れて混ぜる。小口切にしたねぎも入れて混ぜる。
※かつおぶしが水分を吸い、うまみもしみこむため、卵より先にかつおぶしをからめます。
4) 蓋をして、電子レンジで1分加熱して混ぜる。卵が固まってなかったら、さらに追加加熱する(30秒ずつ追加して様子をみる)。
卵が汁気を吸ってやわらかく固まります。
2品目 ミニトマト
材料(1人分)
- ミニトマト 2個
- 大葉 2枚
作り方
1) ミニトマトは、ヘタをとってきれいに洗い、水気を紙タオルなどでしっかりとる。大葉にのせて詰める。
※ミニトマトをお弁当に入れる際の注意点 ヘタには雑菌が繁殖しがちですので、ヘタはとってきれいに洗い、水気をとります。また、汁気が出ないようカットせずに丸ごと入れると安心です。
2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に詰めて冷ます。海苔をちぎって並べる。
2) 左上と右下にスペースを空けて、親子丼の具を詰める。
3) 左上に、大葉の上にミニトマトをのせてぎゅっと詰める。右下にも大葉を仕切りにしてしば漬けを詰める。 ※ミニトマトのヘタを取る代わりに大葉の緑を入れると、仕切りにもなり彩りもよくなります。
※分量外の材料(ごはん 1人分、大葉 1枚、しば漬け 適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
お弁当用の丼弁当は、汁気対策が必須です。汁気が少なくても火が通る、レンジ加熱も活用してみてくださいね。 特に鶏もも肉は、レンジ加熱しても固くなりにくいため、親子丼はとてもレンジ調理に向いています。ぜひお試しください。
毎日のお弁当作り。無理せず、心をラクにしてくださいね。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!