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「で、出身大学は?」学歴主義な採点男の悲惨な末路【最低な男】

  • 2025.4.12

みなさん他人の学歴は気にしますか? たしかに学歴は努力の証であり、評価されるべきものですよね。でも学歴だけにとらわれてしまうと、本当に大切なものを見失ってしまうかもしれません。今回は「学歴主義な採点男の悲惨な末路」の中から、美玖を陥れようとする康太の最低な行為をご紹介します。

あらすじ

35歳の主人公・康太は極度の学歴主義。この日もマッチングアプリで初デート中の女性に点数をつけ怒らせてしまう。

偶然立ち寄ったバーのマスターさえ内心バカにしている康太。そこで偶然美女に出会うが、マスターと美女が知り合いな上に、自分より高学歴だと知り態度が一変。賢い女性が好きだと言っておきながら、自分より賢い相手には攻撃するのだった。

同じく学歴主義だった康太の同期・歩夢だが、子どもが生まれたことにより価値観が変わる。そして彼女ができても長続きしない康太に結婚相談所を勧めるのだった。

結婚相談所に登録して、紹介された女性・美玖とデートをした康太。美玖は、康太と同じ大学出身だが「一番偏差値の低い学部ね」「就活に失敗したのか」とあいかわらず上から目線な発言をする。美玖がもうすぐ転職をするという話を聞き、どこの会社なのかと尋ねた康太。すると「言ってもわからないような小さな会社ですよ」と言われ、康太はそこまで気に留めずスルーしたのだった。数日後、美玖からお断りメールが届き、あ然とする浩太。

康太の会社にヘッドハンティングされて入ってきたのは、なんと先日の結婚相談所で出会った美玖だった。それだけでも驚きなのに、美玖が自分の上司になるとわかり、康太は苛立ってしまう。美人で仕事がデキる美玖に対して「女の武器を使ったんだろう」と嫌味を言うと、美玖から「負け犬の遠吠えでないことを願います」と、一枚上手な返しをされてしまった。

ある日、社をあげての一大プロジェクトが発足され、そのリーダーに美玖が任命された。もしメンバーになれたら出世コースが約束されたも同然。康太は自分がメンバーになって、美玖を引きずりおろそうと考えるも、選ばれたのは後輩だった。自分より後輩で学歴も低い人物が選ばれたことに、納得のいかない康太であった……。

見どころ

自分が選ばれなかった理由

なぜ後輩が選ばれたのか上司に聞きに行く康太。後輩・柴田が選ばれたのは、美玖の推薦だったという。上司に「君も仕事ぶりは悪くないんだがな……」と言葉を濁されてしまった。

勝手な勘違い

上司の言葉に苛立ちを隠せない康太。夜の街をほっつき歩いていると、美玖と柴田の姿を発見する。すると康太は、とある作戦を思いつくのであった。

デマを流す

美玖が「女であることを武器にして仕事をとっている」という、完全なデマを流したのだ。前の会社を辞めたのも不倫がきっかけだと嘘をついて、美玖の評価を下げようとする康太。

自分がプロジェクトに選ばれなかったからといって、デマを流してまで美玖を陥れようとするなんて卑怯ですよね。こんなことを平気でするような人なので、選ばれないに決まってます。

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