All About ニュース編集部は4月1〜4日の期間で、全国10〜70代の男女241人を対象に「桜の名所」についてのアンケート調査を実施しました。今回はその中から、岐阜で人気の「桜の名所」ランキングを発表します。
2位:墨俣一夜城・犀川堤の桜(大垣市)/33票
2位は、大垣市に位置する「墨俣(すのまた)一夜城・犀川堤(さいかわつつみ)の桜」。のちの豊臣秀吉である木下藤吉郎が一夜にして築いたと伝えられる「墨俣一夜城」の周りを流れる犀川の堤防沿いに約3.7kmにわたって約800本の桜が咲き誇り、“桜堤防”と呼ばれて親しまれています。墨俣一夜城の最上階から見下ろす桜一面の景色は圧巻です。
回答者からは、「岐阜は桜の名所のオンパレード。その中でも、こちらは別格です。桜の散り際に、花弁が淡い墨色と変化する様が幽玄で引き込まれます。宇野千代さんのイメージも強い」(50代女性/神奈川県)、「ライトアップされた夜桜で有名だから」(40代男性/神奈川県)、「夜桜がとても綺麗でぜひ行ってみたいと思いました」(20代女性/長野県)、「墨俣一夜城と桜の組み合わせが見たいから」(40代女性/愛知県)などの声がありました。
1位:根尾谷淡墨桜(本巣市)/46票
1位は、本巣市にある「根尾谷淡墨(ねおだにうすずみ)桜」。山梨県の「山高神代(やまたかじんだい)桜」と福島県「三春滝(みはるたき)桜」と並んで日本三大桜の1つに数えられ、つぼみの頃は薄いピンク色、花は白、散り際は淡い墨色になることから「淡墨桜」と名付けられました。樹齢1500余年の樹高17.3m、幹回9.4mの孤高の大木で国の天然記念物に指定されています。
回答者からは、「この桜は勿論、ここまで行くために乗った樽見鉄道からの車窓の眺めが素晴らしかったのでまた樽見鉄道に乗り見に行きたいと思ったので」(50代男性/愛知県)、「駐車場だけでなく木までの道がらも混むけど、大きさに圧倒されて綺麗だから」(40代女性/富山県)、「淡墨桜は少し足を延ばせば行ける距離なので、昔から何度か訪れたことがあり、とても良い雰囲気で好きです」(40代女性/岐阜県)、「樹齢1000年を超える神秘の桜を一目見たい」(40代男性/山形県)などのコメントが寄せられました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は6年。
文:福島 ゆき