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料理に欠かせない油、ダイエット的には何を選ぶのが正解?

  • 2025.4.12
痩せやすいオイルはどっち? (C)ここ/KADOKAWA

ダイエットを阻む原因は、忙しさだった!?

ダイエット成功の鉄則は規則正しい生活であるとわかっていても、忙しいとそのリズムが崩れがち。そんなお悩みを解決してくれるのは、数々のダイエットを試すもリバウンドを繰り返してきた経験を持つここさんです。

現在パーソナルジムを経営しているここさんが教えてくれるのは、食事や運動の「ここだけやればOK」というポイント。ダイエット中に選ぶべき食材や、やるべき運動方法を伝授してくれます。ぜひ、参考にしてみてください!

※本記事はここ著の書籍『食事も運動も、パッと見だけでさくっとわかる! 忙しくても絶対痩せる!直感ダイエット』から一部抜粋・編集しました。

どっちが正解? Q オリーブオイルと米油、痩せやすいオイルはどっち?

料理に欠かせない油、何を選んだらいいの~?

ヘルシーオイルの定番・オリーブオイルと、最近よく見かける米油。それ以外にも、ごま油や菜種油など、健康に良さそうな油はたくさんあるけれど、結局どれがいいの?毎日の料理に欠かせない油だからこそ、選び方ひとつで痩せられるなら、替えない手はありませんよね。

■米油

米油は最近人気でヘルシーそう

米油 (C)ここ/KADOKAWA

■オリーブオイル

オリーブオイルは健康にいいイメージ

オリーブオイル (C)ここ/KADOKAWA

ここ’s advice

油=脂質が高いからとダイエット中は避けている方も多いと思います。

でも、どうしても料理で使わなければいけない時にオススメの油をご紹介します!

こっちが正解 A オリーブオイルのほうが脂肪を燃やす力があります!

正解はオリーブオイル。こちらのほうが「不飽和脂肪酸」が含まれているのでダイエット向きです。ダイエットに取り組む上で、「不飽和脂肪酸」の存在は重要です。

まず、油に含まれている脂肪酸は「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の2種類に分けられます。「不飽和脂肪酸」はオリーブオイル、アボカド、魚(さば、鮭など)、ナッツ類(アーモンド、くるみなど)に含まれています。特にダイエットにオススメな理由は、脂肪燃焼を促してくれるから。「不飽和脂肪酸」は体内で吸収されにくく、そのままエネルギーとして使われやすいので、体脂肪になりにくい性質があるんです。ただし「不飽和脂肪酸」にもカロリーがあるので摂りすぎには注意してくださいね。

一方で、米油も「不飽和脂肪酸」を含んではいますが、「リノール酸」も含まれています。これは多いと代謝が低下したり脂肪燃焼を妨げたりすることもある成分です。実はオイル自体のカロリーは、種類は違えどどれも同じ。だからこそ、体の中に入った後で脂肪燃焼を促してくれるかどうかが選ぶ際の決め手になります。

ちなみに、オリーブオイルと同じように「不飽和脂肪酸」がメインのオイルとしては、えごま油、アマニ油、フィッシュオイルなどが挙げられます。そして、米油と同じような「リノール酸」が主成分のオイルはサラダ油、コーン油、ごま油など。選ぶなら「不飽和脂肪酸」がメインのオイルにしましょう!

■ダイエット向きのオイル

オリーブオイル/えごま油/アマニ油

エネルギーに変わりやすくて脂肪になりにくい。オレイン酸メインやα-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)は、不飽和脂肪酸の中でも脂肪燃焼や代謝改善に特化した成分。

■摂りすぎに注意したいオイル

米油/ごま油/紅花油/サラダ油

リノール酸が多いので、どちらかというとお肉の成分に近い。だから揚げ物など肉料理との相性が抜群。

オイルのカロリーはどれも同じ!

※ オイル1gのカロリーは9kcal(大さじ1で126kcal)

※本記事では著者の過去の経験から、ダイエットに役立つであろう知識を紹介しています。

※カロリーや栄養素の質量はあくまでも一例です。製品によっては当てはまらない場合がある点、ご了承ください。また、持病のある方にとっては不向きであったり、オススメできなかったりする場合があります。医師や管理栄養士などの専門家に相談の上、実践してください。

著=ここ/『食事も運動も、パッと見だけでさくっとわかる! 忙しくても絶対痩せる!直感ダイエット』

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