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よもぎ餅の食べ方|定番からアレンジレシピまで詳しく!保存方法も紹介

  • 2025.4.12
Saji+(さじたす)

さわやかな香りと鮮やかな緑色で春の訪れを感じさせるよもぎ餅。つい多めに買ってしまって「毎日同じ食べ方じゃ飽きちゃうかも…」と悩んでいませんか?実は、よもぎ餅は定番のきな粉がけだけでなく、電子レンジを使った簡単アレンジレシピや、おしゃれなデザート風などさまざまな楽しみ方ができるのです。 忙しい人でも簡単にできるアレンジ方法、さらに冷凍保存のコツまでご紹介します。せっかく買ったよもぎ餅。家族みんなで楽しく美味しく味わいましょう。

よもぎ餅とは?草餅の違いって?

よもぎ餅は、平安時代から続く歴史ある和菓子です。もともとは母子草(ははこぐさ)を使用した草餅として親しまれていましたが、室町時代頃からよもぎを使うようになり「よもぎ餅」として確立しました。

 

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現在では、米粉やもち米に砂糖、水を加えて練った餅生地に、よもぎの葉を練り込んで作られています。

 

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草餅との大きな違いは使用する植物です。よもぎ餅は「よもぎ」のみを使用しますが、草餅は母子草など、よもぎ以外の野草を使うことがあります。

 

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よもぎ餅の特徴は、独特の香りと鮮やかな緑色。その香りは、あんこやきな粉の甘さを引き立て、心地よい春の香りを感じさせてくれます。毎年3月3日の上巳の節句に食べる習慣が今でも受け継がれており、季節を感じる日本の伝統的な和菓子として愛されています。

定番のよもぎ餅の楽しみ方

まずは基本の食べ方でよもぎ餅を楽しんでみましょう。

 

・シンプルにそのまま
・きなこをまぶす
・あんこを添える
・砂糖醤油をつけて焼き海苔で巻く
・ぜんざいやミルクぜんざいで

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

そのままシンプルに食べる

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つきたてのよもぎ餅の、もっちりとした食感とよもぎの風味をダイレクトに味わうなら、まずはそのままシンプルに食べてみてください。 温かい餅の柔らかさと、よもぎの香りが口いっぱいに広がります。 何もつけなくても十分に美味しいですよ。切り餅タイプのよもぎ餅なら、トースターや焼き網で焼いて食べるのもおすすめです。

きな粉をまぶして香ばしく

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きな粉は、よもぎ餅と相性抜群の定番トッピングです。きな粉をまぶす前に、よもぎ餅を軽く温めることで香ばしさがUP。

 

<きな粉と砂糖の割合>

きな粉:砂糖=1:1〜2:1

鍋で茹でるかレンジでやわらかくしたよもぎ餅にきな粉をまぶすだけで、美味しいきな粉餅が作れますよ。

あんこを添えて甘さをプラス

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甘いものが好きな人は、あんこを添えて食べるのがおすすめです。 あんこの甘さと、よもぎのほのかな苦味が相性抜群。 こしあんでもつぶあんでも、お好みで選んでみてください。お茶と一緒にいただくと、和の風情を楽しめるでしょう。あんこを餅で包んで食べたり、小さく丸めてお団子風にしたりしても良いですね。

砂糖醤油をつけて焼き海苔で巻く

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甘じょっぱい砂糖醤油をつけて、焼き海苔で巻けば、おやつや軽食にぴったりの一品になります。香ばしさと塩気が加わり、飽きのこない味わいを楽しめるでしょう。

ぜんざいやミルクぜんざいで味わう

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温かいぜんざいによもぎ餅を入れると、優しい甘みとよもぎの香りが絶妙にマッチ。ミルクぜんざいなら、優しい甘みのミルクがよもぎの風味を引き立てます。とろけるような食感が楽しめる、贅沢な和スイーツの完成です。

よもぎ餅を温めて美味しくする方法

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切り餅状のよもぎ餅は、温めて食べると美味しさが際立ちます。ここでは、電子レンジで仕上げる方法とトースターで焼く方法の2つをみていきましょう。

 

電子レンジで手軽につるんと仕上げる

耐熱素材のボウルによもぎ餅と熱湯を入れて、電子レンジで加熱すれば、つるんとした食感のよもぎ餅の出来上がりです。1分から1分半ほどでやわらかくなるので「今すぐ食べたい!」というときにも便利。また、焼き目がつかないのでよもぎ餅ならではの緑色をそのまま楽しめるのもいいですね。

トースターで外側を香ばしく焼く

トースターでよもぎ餅を焼くときは、トースター用のシートかクシャクシャにして広げたアルミホイルをトースターの天板に敷きます。よもぎ餅の表面に水分がある場合は、キッチンペーパーでしっかりふき取りましょう。焼き方のコツは、「ゆっくり」と「こまめな確認」です。トースターは可能なら上部のみ加熱の「弱」設定にするのがおすすめ。

 

トースターの庫内の温度が高くなりすぎると、表面が割れてよもぎ餅が膨らんでしまいます。15〜20秒加熱したらトースターを開けて30秒ほどうちわであおぎ、お箸でよもぎ餅の向きを変えてあげましょう。そうすると、元の形をキープしたまま美味しく焼き上がります。

一手間かけて!よもぎ餅アレンジ

ここからは、よもぎ餅を使ったアレンジレシピをご紹介します。どれも作り方は簡単!いろいろな組み合わせで、よもぎ餅の美味しさを楽しみ尽くしましょう。

よもぎ粥

 

よもぎ粥は、よもぎの爽やかな香りとほのかな苦みが特徴で、春の季節に食べられることが多い一品です。よもぎ餅を使うアレンジは、よもぎの風味を楽しみながらも、お餅のもちもちした食感を楽しめます。生のよもぎを準備する必要がなく、市販のよもぎ餅で簡単に作れる手軽さも魅力。お餅がとろりと溶けて、なめらかでクリーミーなお粥に仕上がります。最後に刻みのりや白ごまをトッピングすると、見た目も味も格上げできますよ。

アイスクリームやホイップクリームをトッピング

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温かいよもぎ餅に冷たいアイスクリームやなめらかなホイップクリームを添えると、和洋折衷の新しいデザートになります。

 

・バニラアイス+きな粉
・抹茶アイス+黒みつ
・ホイップクリーム+粒あん

 

など、いろいろな組み合わせを楽しんでみてはいかがでしょうか。見た目にもおしゃれで、SNS映えすること間違いなしです。

ホットミルクに浸してまろやかに

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温かい牛乳によもぎ餅を入れると、まろやかな味わいのデザートに変身。ゆであずきやはちみつを加えれば、優しい甘みを楽しめます。シナモンパウダーを少々振りかけて、スパイシーな風味を加えるのもおすすめです。

冷凍保存の方法と注意点

よもぎ餅を冷凍保存するときは、なるべく早く冷凍庫に入れましょう。

 

<冷凍保存のポイント>
・1個ずつラップでぴっちりと包む
・空気が入らないように気をつける
・ラップで包んだ餅を冷凍保存袋に入れる
・保存期間は1〜6か月

 

乾燥や冷凍焼け、匂い移りを防ぐために、しっかりと包装した状態で冷凍保存するのが大事です。
解凍するときは、自然解凍するとベタついたり硬くなったりする場合があるため、凍ったまま調理するのがおすすめ。焼く、煮る、揚げるなど加熱すれば、いつでも美味しいよもぎ餅が食べられますよ。

 

<解凍するときのポイント>
・電子レンジで解凍するときは表面に水をつける
・電子レンジで加熱しすぎると硬くなるので注意
・自然解凍はNG

よもぎ餅をアレンジして楽しもう

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よもぎ餅は、定番の食べ方からアレンジレシピまで、さまざまな楽しみ方ができるお餅です。また、温め方や保存方法を工夫することで、いつでも美味しく味わえるのも魅力です。
ぜひ、お好みの食べ方を見つけて、よもぎ餅の魅力を堪能してください。

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