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【流山市】おいしく学べる「流山市白みりんミュージアム」が2025年3月29日オープン!

  • 2025.4.12

流山発祥の「白みりん」をテーマにしたミュージアム

2025年3月29日、歴史的な街並みが残る流山本町に「流山市白みりんミュージアム」がオープンしました。 今では子育て世代に人気のニュータウンとして知られる流山ですが、実は江戸時代からみりんの醸造で栄えた「白みりん発祥の地」なんです。

そんな白みりんの歴史や流山の魅力を伝える「流山市白みりんミュージアム」のプレオープンイベントに参加してきましたので、その様子をリポートしたいと思います。

出典:リビングかしわWeb

酒蔵をイメージした外観は和の趣たっぷり(流山市提供)

館内に入るとまず目に飛び込んでくるのがこちらの巨大な仕込み桶! 昔使われていた桶と同じ大きさで高さが約2メートルもあり、その迫力に圧倒されます。

出典:リビングかしわWeb

ふんだんに木を使った館内は温もりが感じられ、和の落ち着いた雰囲気に癒されます。

出典:リビングかしわWeb

白みりんの歴史が学べる展示エリア

展示エリアは有料となっており、この先は入口にある券売機でチケットを買って入場します。 混雑状況により当日券がないこともあるため、オンラインで事前予約が必要です。

出典:リビングかしわWeb

見学はガイド付きで、この日は館長の川浦さんが案内してくださいました。 現在の本みりんの原型となった「白みりん」は、美しく透き通った色味が特徴です。 なぜ流山で白みりんの製造が盛んになったのか、パネル展示や川浦館長の分かりやすい解説でその歴史を紐解いていきます。

出典:リビングかしわWeb

笑顔が素敵な川浦館長

「白みりんシアター」では江戸時代に溯り、白みりん誕生の物語をショートムービーで紹介しています。 重要な役どころで、流山にゆかりのある大物俳優さんが熱演されているので必見です! どなたが演じているのかはぜひミュージアムで確かめて下さいね。

出典:リビングかしわWeb

地元・流山小学校の皆さん(撮影当時5年生)も出演されています

体験エリアでは五感を使って楽しもう!

シアターを抜けると広い体験エリアがあり、ここでは実際に手で触ったり、匂いを嗅いだりと五感をフルに使って展示を楽しむことができます。

出典:リビングかしわWeb

中でも興味を引いたのがこちら。 ?マークの下にあるボタンを押すと、ある調味料の香りが出てきます。

出典:リビングかしわWeb

?マークをめくると…正解は本みりんでした。 普段あまり意識していませんが、みりんってこんなに複雑な香りがするんだ!と新しい発見でした。 他にはどんな香りがあるのか、ご自身で確かめてみてくださいね。

出典:リビングかしわWeb

みりん製造の過程をジオラマで表現した展示も見ごたえがありました。

出典:リビングかしわWeb

そして冒頭に登場した仕込み桶では、デジタル映像で再現したもろみをかき混ぜる疑似体験ができるんです。 現在は機械化されていますが、これを手作業で攪拌するというのは大変な重労働だと実感することができました。

出典:リビングかしわWeb

食を通じて人々が醸しあうキッチンスタジオ

白みりんミュージアム最大の特長とも言えるのが、キッチンスタジオ「かもしアエール」を併設していること。 この名前には集まった人たちが互いに「醸しあう」場になって欲しいという願いが込められているそうです。

出典:リビングかしわWeb

「かもしアエール」では白みりんを使った調理体験など、実際に味わうことでみりんの魅力に迫ることができます。 この日はみりん粕である「こぼれ梅」と煮切みりんを使ったきなこ棒を紹介して頂きました。

出典:リビングかしわWeb

煮物や料理で使われることの多いみりんがスイーツに活用できるのは新鮮ですね。 調理体験は展示エリアと別料金になりますので、詳しくはホームページでご確認ください。

出典:リビングかしわWeb

流山の魅力が詰まったお土産探し

有料エリアはここまでで、ここからは無料で楽しめるエリアのご紹介です。 この開放的な物販コーナー「ながれやまぐるり」には、流山の魅力的なお土産が一堂に会しています。

出典:リビングかしわWeb

千葉県産の材料にこだわって作られた万上 流山白味醂(1,100円)はミュージアムのお土産にぴったり。 写真下段の万上 本直し(1,980円)流山白味淋をベースに本格米焼酎を合わせた甘口のお酒です。 お米の繊細な甘さが味わえるリキュールとして楽しめます。

出典:リビングかしわWeb

アルコールが飲めない方やお子様には、白みりんを使ったポップコーンやふりかけはいかがでしょう。

出典:リビングかしわWeb

流山在住の世界的な万華鏡作家、中里保子さんが手がけた白みりんミュージアムオリジナル万華鏡(2,860円)も素敵です。

出典:リビングかしわWeb

絶品!白みりんソフトクリームはぜひ味わって

カフェメニューもあり、ミュージアム利用者だけではなく、流山散策のついでに立ち寄ることも可能です。

出典:リビングかしわWeb

この日は特別に白みりんソフトクリームを試食させていただきました。 ソフトクリームには白みりんが20%も配合されていて、こぼれ梅で作った塩バタークッキーがトッピングされています。 まさにみりん尽くしの、ここでしか味わえない唯一無二のソフトクリームです。

出典:リビングかしわWeb

イタリア製のマシンで作られたこだわりのソフトクリームは、驚くほどなめらかでふんわりとした口当たり。 オリジナルのホットコーヒーとの相性も抜群。 みりんの芳醇な香りとうまみが感じられ、期待を上回る美味しさでした!

出典:リビングかしわWeb

無料エリアでも楽しめるコンテンツがたくさん

白みりんミュージアムのプリクラ機もあり、搾りたてMyみりん(550円)を購入してプリクラ(100円)で撮影したラベルを貼ると、オリジナルの白みりんマイボトルが作れちゃいます。

出典:リビングかしわWeb

流山名物「切り絵行灯」も白みりんミュージアムバージョンがお目見え。 この日は特別に館内に並べて展示されており、つなげると昔の白みりん工場の様子が再現されているという粋な演出でした。

出典:リビングかしわWeb

夜にはライトアップもされるそうです

そして入口横には流山本町の案内マップが、かわいいイラストとともに掲示されています。 下のラックには周辺のスポットを紹介したカードが配布されているので、ミュージアムを起点に流山散策を楽しむのもいいですね。

出典:リビングかしわWeb

白みりんと流山の魅力がぎゅぎゅっと詰まった「流山市白みりんミュージアム」は、流山の新たなランドマークとなること間違いなしです。 お出かけが楽しくなるこれからの季節、ぜひ足を運んでみて下さいね。

流山市白みりんミュージアム
住所:千葉県流山市流山3-358-1
電話番号:04-7137-7343、050-1724-3926
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜日(祝の場合は翌火休)、年末年始
料金(有料展示エリア入場料):
大人(一般、大学生)300円、小人(小学生~高校生)150円 ※未就学児は無料(調理体験は別料金)
アクセス:流鉄流山線「平和台」駅より徒歩約5分
駐車場:なし(近隣のコインパーキングを利用)
https://shiro-mirin.com/museum/

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