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【リュウジのおフランス家庭料理】こう見えて生クリームは不使用!牛乳で「鶏ときのこのフリカッセ」作ろう

  • 2025.4.12

料理研究家のリュウジさんが、自身のYouTubeチャンネルでおしゃれな料理を公開してくれました。その名は「鶏と牛乳ときのこのフリカッセ」。フリカッセとは、フランスのロワーヌ地方の家庭料理。バターで炒めた玉ねぎなどの野菜と鶏肉を、生クリームで煮込んだ料理ですって。しかし、リュウジ流のフリカッセは、生クリームを使わず、牛乳を使うお手軽バージョン。濃厚さがありつつもあっさりしているそうですよ。

YouTubeチャンネル『料理研究家リュウジのバズレシピ』のおしゃレシピ♪

本日は、リュウジさんのYouTubeチャンネル『料理研究家リュウジのバズレシピ』で紹介している「鶏と牛乳ときのこのフリカッセ」を作ります。

フリカッセとは、フランス・ロワーヌ地方の家庭料理です。バターで炒めた玉ねぎなどの野菜と鶏肉を、生クリームで煮込む“白い煮込み料理“のことだそうですよ。

そんなフリカッセを、リュウジさんは生クリームではなく、牛乳で作るそう。なぜなら、生クリームは高いし、余るから。さすが、庶民の味方のリュウジさんです(笑)。それに牛乳だからこそ、濃厚でありつつも、あっさり仕上がるんですって。

では、作ってみましょう。

「鶏と牛乳ときのこのフリカッセ」の材料と作り方



【材料】3~4人分
鶏むね肉…300g
マッシュルーム…130g
オリーブオイル…大さじ1
バター…20g
にんにく…10g
牛乳…280ml
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ2/3
塩…ひとつまみ
こしょう(あればホワイトペッパー)…5振り
薄力粉…適量

今回は、分量を半分にして作ります。バターは有塩バターを使用。

【作り方】
1. マッシュルームは薄くスライス。にんにくは皮を剥き、みじん切りにします。

2. 鶏むね肉は薄めにそぎ切りにし、まな板に広げ、両面に塩とこしょう(各分量外)、薄力粉を振ります。



3. フライパンにオリーブオイルを引き、中火にかけます。油が温まったら、鶏肉を1枚ずつ広げながら入れます。



直径約20cmのフライパンでは、ちょっと小さかったみたい…。

4. 3にこんがり焼き色がついたら裏返し、7~8割火が通ったら、いったん取り出します。



5. 4のフライパンをそのまま使い、バターとにんにくを入れ、炒めます。火加減は言っていなかったので、中火にしました。



にんにくの香りが立ったら、マッシュルームを入れてさらに炒めます。



マッシュルームが、しんなりするまで炒めましょう。

今回は、マッシュルームを入れて5分ほど炒めました。



6. 5に牛乳と鶏ガラスープの素、塩、こしょうを入れて沸騰させます。



焦がさないように、混ぜながら強火で煮詰めます。

今回は、強火NGのフッ素樹脂加工のフライパンなので、強めの中火にしました。


7. ヘラでスッと線を引いて、フライパンの底が数秒見えるくらいまで煮詰まったら、4を加えて、ソースを絡めます。



鶏肉にまぶした薄力粉で、ソースにとろみがつくそうです。



仕上げにこしょう(分量外)を振って、出来上がり。



調理時間は15分。難しい工程はなく、とっても簡単でした。



では、いただきます!



おいしっ♪

パサつきがちな鶏むね肉がしっとりとして、やわらかい!すばらしい。

鶏むね肉を薄くそぎ切りして、加熱時間を短くすることで、やわらかく仕上がるそうです。



ソースも最高。にんにくとバターだけでなく、マッシュルームと鶏むね肉の旨味がたっぷり!深みのある味わいです。

玉ねぎを使わないので、旨味的には弱いかなと思いましたが、いえいえ、そんな心配ご無用でした。

深みのある濃厚ソースでありながら、重くないのも◎。生クリームのようにこってりしていないので、最後まで飽きずに食べられて、お腹にもずっしりきません。



そして、マッシュルームの働きぶりもお見事。

ソースの旨味にもなっているし、コリコリとして食感のアクセントにもなっています。リュウジさんはしいたけやエリンギでも作ったそうですが、この料理にはマッシュルームが一番合う、と言っていました。わたしも同感です。

リュウジさんの「鶏と牛乳ときのこのフリカッセ」は、とっても簡単に作れて、おいしい一品でした。クリームソースならではの濃厚さがありつつも、重くないところが最高です。個人的には、マッシュルームの食感と旨味がこの料理の最重要ポイントかなと思います。みなさんも作ってみてはいかがでしょう。

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