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【富山県富山市】離乳食を無料提供!「BiBiBi&JURULi」が「おそとでごはんプロジェクト」開始

  • 2025.4.11

「アートとイート」をテーマとする富山県美術館内レストラン「BiBiBi&JURULi(ビビビとジュルリ)」は、赤ちゃんの“はじめての食事”となる離乳食を無料で提供する取り組みとして、子育て世代応援企画「おそとでごはんプロジェクト」を4月10日(木)よりスタートした。

「おそとでごはんプロジェクト」実施の背景

近年、「子ども連れでの外食は気を遣う」「離乳食の用意が大変」など、育児中の家庭が抱える悩みが多く聞かれるという。

特にはじめての育児では、赤ちゃんとの外出そのものがハードルとなり、外食をあきらめてしまうことも。「BiBiBi&JURULi」は、そんな声に耳を傾け、「親子がもっと気軽に外食を楽しめる場をつくりたい」という思いから「おそとでごはんプロジェクト」を企画した。

このプロジェクトを通じて、子育て世帯が安心してお出かけできる環境づくりを進め、地域ぐるみで子育てを支える文化の定着を目指すという。

赤ちゃんの身体へのやさしさにこだわった離乳食

「おそとでごはんプロジェクト」で提供される離乳食には、富山県内で無農薬・無肥料にこだわって栽培された「土遊野(どゆうの)」のお米を使用。

赤ちゃんの健やかな成長を願い、安全性と栄養の両立を大切にした。

製品開発では、ママ向けメディア「ママスキー」の協力のもと、管理栄養士や子育て中の家庭の声を取り入れ、月齢に合わせた食べやすいメニューを考案。また、赤ちゃんが初めて自分で食べる体験を応援するため、富山市に本社を構えるリッチェルの「トライ にぎり持ちスプーン・フォーク」を採用し、赤ちゃんの「食べるって楽しい!」を、地域みんなで育んでいくという。

メニューを紹介

「おそとでごはんプロジェクト」で提供される離乳食の一例を紹介しよう。

生後6〜8ヶ月の前期のメニュー「とうもろこしの10倍がゆ」は、米(富山県産)、水、とうもろこしペースト(国産)を使用して作られる。

生後8〜11ヶ月の後期のメニュー「5倍がゆと鶏そぼろと人参あんかけ」は、米(富山県産)、鶏ひき肉(国産)、人参(鹿児島県産)、ほうれん草(富山県産)、片栗粉を使用して作られる。なお、材料は収穫時期により内容が変更になる場合がある。

赤ちゃん連れでも気軽に外出できる社会の実現に向けて

「BiBiBi&JURULi」は、ただのレストランではない。アートで感性を“ビビビ”と刺激し、イートで食欲を“ジュルリ”と刺激する「アートとイート」にこだわり、富山県美術館の企画展と連動したコラボレーションメニューを展開してきた。

また、オリジナルキャラクター・ビビビとジュルリの塗り絵やシールの配布、富山県内の学生との連携によるメニュー開発および販売、BABY ART TOYAMA(赤ちゃんのアート作品展示)、妊婦さん向けの交流イベント、食育の視点を取り入れた「ペイントキッズプレート」の提供など、食べながらアートを体感したり、食にインスパイアされて新たなアート体験を生み出したり、食を通して新しいアート体験の価値を創造してきた。

そして、4周年を迎える今年、新たなステップとしてスタートした「おそとでごはんプロジェクト」では、赤ちゃんとその家族にとって、「また来たい」と思える笑顔溢れる特別なひとときを届けるため、富山県内の農家や行政、企業の人々と協力しながら、子育て世代を応援する風土を作っていく。

このプロジェクトが富山県内にとどまらず、全国の飲食店や文化施設へと広がり、赤ちゃん連れでも気軽に外出できる社会の実現に向けて、少しでも寄与できることを願っているという。

子育て世代の外出支援や食育促進、地域活性化を目指す「おそとでごはんプロジェクト」に注目してみては。

■BiBiBI&JURULi 住所:富山県富山市木場町3-20 富山県美術館3階 営業時間:11:00〜17:00(平日・土日)、ランチ L.O.14:30/レストラン L.O.16:30 休日:祝日を除く毎週水曜日(美術館の休日に準ずる) HP:https://bibibi-juruli.com

(yukari)

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