「生前の死因が過労」の女性が“悪役令嬢”に転生！辛い日々と思いきや「ひゃっほー！」そのワケは…【令嬢はまったりをご所望。】

過労により命を落とした主人公・ローニャが、死ぬ直前まで読んでいたネット小説の〝悪役令嬢〟に転生する……！

婚約破棄され、表舞台から追放される運命を知っていたローニャ。追放後、田舎街で喫茶店をオープンすることにした彼女が繰り広げる〝まったりライフ〟を描いた『令嬢はまったりをご所望。』（梶山ミカ/漫画三月べに/原作）。

今世ではゆったり＆まったりな生活に憧れるローニャでしたが、一体どんな生活が待ち受けているのでしょうか？

今回は、彼女の放つ印象的なセリフと共に、作品をご紹介いたします！

ひゃっほーい！！

婚約者から婚約破棄され、表舞台から追放されたローニャ。この「ひゃっほーい！！」は、追放され会場を抜け出した直後の一言です。

生前の死因が過労ということもあり…〝自由〟であることに人一倍憧れていたのでしょう。「協力者」のおかげもあって、追放後の生活の準備は万端！これは、生前読んでいたネット小説で、ローニャが迎える運命を知っていたからこそ出来た準備でもあります。転生ライフを満喫しようとしているようにも見えますね…！

ようやく自由になれたことへの喜びがよくあらわれている、そんな一言でした。

ローニャは表舞台から姿を消した後、喫茶店「まったり」の店主として田舎町で働き始めます。しかし、まったりするどころか、お店は大盛況で息をつく暇もありません…！

お客さんが途切れ途切れにやって来て、猫をなでなでするような…そんなスローペースな暮らしを想像していたのですが、現実はそう甘くなく。

それに加え、ローニャの美貌に吸い寄せられるように集まった男性たちが大勢お客さんとして来ており、「『店内でのナンパお断り』の貼り紙をすべきかしら」とローニャは真剣に考えるのでした。

これまでは婚約者がいたため、モテたことはなかったというローニャ。見た目が良いというのも、なかなかに困りものですね。上品な中にも、ローニャの気の強さがあらわれたセリフでした…！

ローニャが新たな人生を歩み始めたこの田舎町では、〝獣人〟があらわれることがあるそう。人間たちにも「この若さで一人で経営してること」について訊かれたことはあったのですが…。この日たまたま店を訪れた獣人にも、同じことを尋ねられます。

たいていの人は、笑みを浮かべて「秘密です」と答えれば、訳ありなのだとわかってくれ、根掘り葉掘り訊かれることはありませんでした。しかし、家族について獣人に訊かれた際、「離れて暮らしています」「私は自立して家を出ました」と話すと…？

「……ふーん？自立ね…」「危険だとは思わないの？」「僕みたいな獣人とか」と言われるのでした。

この町では、獣人はお客が逃げ出すほど恐れられている存在。しかし、ローニャはというとお構いなしで、のん気に「両手でなでまわしたい！もふもふの手に頬ずりしたい！」と考えているほどです。

しかし、そう考えられるのは、「他人を傷付ける可能性があるのは人間も獣人も同じだと思う」という思いが根底にあるからなのでしょうね。だから特別に、獣人を怖がる必要もない…。実にローニャらしい考え方です。

獣人は、銅貨三枚のラテに対し、金貨一枚を手渡してくれるほど、このお店とローニャのことが気に入った様子。獣人たちとローニャが、一体どんな関係を築いていくのか？楽しみですね…！

※本記事はコンテンツの権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。

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