前作はアニメ化も決定…！“性格が良すぎる悪役令嬢”の新感覚マンガ【自称悪役令嬢な妻の観察記録。】

自称「悪役令嬢」のバーティアと結婚した、王太子・セシル。楽しい新婚生活を送っていたところ、バーティアの友人・ウミューベ国のリソーナ王女から〝結婚式のプロデュース依頼〟が舞い込み……？

やる気満々の妻・バーティアと、優しく且つ冷静にサポートするセシルの異色のラブ（？）ファンタジー、『自称悪役令嬢な妻の観察記録。』（蓮見ナツメ/漫画 しき/原作）。

この作品は2026年TVアニメ化が決定した「自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。」の続編です。

今回はバーティア（愛称＝ティア）の愛すべき魅力を、ご紹介します！

〝オタク〟っぽいところがかわいい

友人であるリソーナ王女から、「結婚式をプロデュースしてほしい」と頼まれたティア。自身の結婚式以来、手紙で恋バナや理想の結婚式について語り合っていたそう。とうとうリソーナ王女の結婚が決まったのですが、式の演出について任されることになったのです。

正式にリソーナ王女の国と、嫁ぎ先の国から連名で依頼が来たとのことで、目を輝かせるティアに、「それは良かったね」と優しく声をかけるセシル。

「リソーナ王女様とは萌えのツボが合うので好みはバッチリ把握しておりますもの！」と話すティアですが…〝萌え〟？〝ツボ〟…？

なにやら言葉のチョイスが、日本のオタク女子っぽい気がするのですが…気のせいでしょうか。令嬢にもかかわらず、この明るいノリ…！まさしく、〝ギャップ萌え〟が止まりませんね！

張り切ったものの、空回りするところがかわいい

リソーナ王女の結婚式での演出のため、日本酒を用意したいティア。どうやら日本酒を自分で用意しようと考えているらしく、「日本酒に向いているものを探すために色々な種類のお米を作る準備中ですの！」と、満面の笑みを浮かべるティアですが…。

セシルから「こんなことを言うのは気が引けるのだけれど」「米作りから始めるんじゃ結婚式には絶対間に合わないんじゃない？」と言われてしまいます。

これには「盲点でしたわ…！」と、大きなショックを受けるティア…！「それ以前に植える時期とかもあると思うんだけど」と冷静なツッコミを脳内で入れつつ、「妻を悲しませるわけにはいかない」と何か策を考えるセシルなのでした。

服や髪型まで農作業仕様のティア。普段の令嬢姿とは違って、こういったカジュアルな格好も良いですね…！大切な友人の結婚式を、より良いものにしようと奮闘するティアですが、張り切りすぎて空回ってる感が否めない…？しかし、そんな妻の笑顔を守りたいセシルの姿も、また素敵です。

照れてる姿が最高級にかわいい

道中、手を振るティアに、人々が食べ物を献上し始めました。「馬車で走りつつ気になった献上品を食べていく…食べ歩きならぬ食べ馬車だね」などと思いながら外の景色を見ていたセシルは、ふいにティアから「これすっっごくおいしいんですの！」と声をかけられます。するとセシルは、ティアの手をとり、ティアに〝あーん〟をしてもらう形で献上品をぱくり…！

これには、ティアも「良かったですですわ！！！」とどもるなど、照れまくりな様子。街の人々も「今の見た！？」「素敵だわ！！」などと歓声をあげておりセシルとしても気分が良くなってきます。

調子に乗ったセシルは、「次はどれを食べさせてくれるの？」とティアを引き寄せ、さらにティアを照れさせるのでした。

これは、セシル、確信犯…！？ティアが照れるのをわかって、ぱくっとしたり、引き寄せたりしているように感じます。また、街の人々にも見せつけるようにやっているのではないでしょうか。

純粋に美味しいものを勧めたつもりが、まさかセシルが〝甘々モード〟を出してくるとは…！大きな目をまんまるにさせて驚くティアが、なんとも可愛らしいですね。

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「自称悪役令嬢な妻の観察記録。」©︎蓮見ナツメ・しき/アルファポリス

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