「早く子供つくりなよ」不妊治療中の女性に追い打ち…！悪気なく突き刺さる言葉の数々

不妊治療や妊活、時々育児をテーマに描く、スミカマレ（スミカマレのマンガ劇場）さん。役立つ豆知識を含めた漫画をブログ、Instagram、Xにて発信しています。

後輩の梨木ちゃんから、人事部の面談があることを聞かされた山野さん。これは、不妊治療の相談をするチャンスだと、前向きに臨むのですが･･････？

不妊治療の相談をするチャンス到来？

人事部からのメールを、完全に見逃していた山野さん。どうやら、営業部全員が面談をおこなうようです。今回の面談は、杏花さんという人事部の女性が担当で、杏花さんは山野さんが入社時からお世話になっている大好きな先輩。「これは部長に話す前に不妊治療の相談をするチャンスなのでは･･･？」「きっと女性目線で的確なアドバイスをくれるはず」、そう前向きに考えていたのですが、現実は自分が思っている以上に簡単には進みません。

杏花さんは現在、妊娠中らしく、嬉しそうに山野さんに報告してきます。今回の面談も、杏花さんが退職するため、その前に皆をサポートできたらという理由でおこなわれたものでした。こんな状況では、とても不妊治療の相談なんて出来そうにない･･････。山野さんは完全にタイミングを見失ってしまいます。

「妊活してるの？」の問いに「はい、一応･･･」と答えた山野さん。しかし、杏花さんは追い打ちをかけるように「私より一回り近く若いんだからきっとすぐにできるよ」「早く子供つくりなよ」と言い放つのでした。

せっかく、不妊治療の相談ができると思っていたのに･･････！山野さんが杏花さんを信頼して、尊敬していたからこそ、「きっとすぐにできるよ」「早くつくりなよ」などの言葉にはガッカリしてしまいました。しかも、同じ女性ということもあって、ショックはなおさら大きいです。同性であれば、簡単に理解が得られると思いきやそうではなく、同じ女性であるからこそ、立場の差がはっきりと出てしまうものなのかもしれません。

「嫌な自分がどんどん溢れ出してきそうで怖い」と感じている山野さん。今まで湧いてこなかった暗い感情に、自分でも不安を感じているようです･･････。山野さんにとって妊活は、自分の内面と向き合う大きな試練になっていますね。

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