山本美月主演、栗山千明出演のHuluオリジナル「おとなになっても」(全12話)が4月26日(土)より、動画配信サービス「Hulu」にて独占配信される(※毎週土曜最新話公開)。そしてこの度、追加キャストとして丘みつ子、村川絵梨、山崎樹範、伊藤修子の出演が決定した。
おとなの女性同士の恋愛を描いた物語
漫画雑誌『Kiss』(講談社)にて、2019年5月号から2023年10月号まで連載されていた志村貴子の同名漫画を実写ドラマ化した本作。
小学校の先生をしている既婚者の綾乃(山本)が、行きつけのダイニングバーで働く朱里(栗山)との出会いから突然始まった、ビターなおとなの女性同士の恋愛が描かれる。
恋も、結婚も、仕事も、家族も、人間関係も、おとなになったらすべてがうまくいくと思っていたが、30代になってもまだ全然おとなじゃないというほろ苦い思いや葛藤が交錯する、十人十色のおとなたちが織りなすヒューマンドラマとなっている。
ストーリーに彩りを添える名優たち
丘みつ子演じる木島かの子は、森田や由香子の働く美容院biancaの常連客として登場。木島を担当するのは森田(桐山漣)か由香子(河北麻友子)になるのかも見どころの一つ。
丘は、1980年代には多くの作品で母親役を演じたことから“日本のお母さん”と評され、近年では映画「月の満ち欠け」「夜明けのすべて」などにも出演。キャリアを重ねて増した落ち着きと上品さ漂う演技で、見る者を魅了している。
村川絵梨は、朱里の初恋の甘酸っぱい思い出である下田亜矢子先生を演じる。下田先生は朱里にとって初恋の相手というだけではなく、学校に楽しく通うきっかけを与えてくれた恩人。
村川はNHK連続テレビ小説「風のハルカ」のヒロイン・水野ハルカ役に抜擢され、その後も「ROOKIES」や大河ドラマ「青天を衝け」などにも出演。思わず小学校の頃にタイムスリップした気持ちになるような、村川の自然体で演じる姿も見どころとなっている。
木島かの子と同じく美容院の常連客として登場し、仕事に追われている令成出版の編集者の鈴本一樹を山崎樹範が演じる。山崎はドラマ「白線流し 19の春」でドラマデビューを果たし、その後もドラマ「ラストフレンズ」「海のはじまり」など話題作への出演が後を絶たない実力派俳優。個性的でユーモラスな演技が特徴の山崎が忙しない編集者として作品にアクセントをつける。
そして、小学校の同僚の岡先生の紹介で出会い、地域密着型の法律事務所を運営する“町弁”として、綾乃の背中を優しく押す弁護士の本上滋を伊藤修子が演じる。ドラマ「青島くんはいじわる」「新宿野戦病院」など幅広い役柄を演じ、どの作品でも伊藤の持つ独特な存在感で印象を残している。
※桐山漣の「漣」のしんにょうの点は1つ