基本的には仲良しだけど、ちょっと引っかかるようなことを言ってくる友人っていたりしませんか……? あまりにひどいことを言ってきたら言い返したくなりますし、ときに友人関係をやめたい、と思うこともありますよね。今回は「いくら何でも失礼すぎない? 女友達からの暴言にどう言い返す?」の中から、個性が大事だと嫌味を言われた話をご紹介します。
あらすじ
主人公・アユミはおしゃれが大好きなアラサー女子。若い頃はブランド物が好きでバイト代をつぎ込んでいたものの、最近は安くて自分の好きなものを選ぶようになってきた。
ただ、会社の先輩でプライベートでも付き合いのある友人に、引っかかることがあるようで……。
いつものように、アユミのファッションチェックをし始めたレイカ。するとレイカは「アユちゃんのためだから言うね」「その色はちょっとビミョーかな」と、アユミの服にダメ出しをした。お気に入りの服を批判されたアユミは笑顔でかわしながらも、内心イライラしていた。
懲りずに人のファッションチェックをしてくるレイカに「私のこと大好きだったりして?」「私に興味ありすぎじゃないですか?」と皮肉っぽく反撃したアユミ。さらに「ストーカーになったりしないでくださいね」と、笑顔で言い放った。
ファッション以外にもなにかとケチをつけてくるため、アユミは次第に自分の意見を言わずに、濁すようになった。
見どころ
個性的なファッションのユウコ
別の支店で働く同僚たちと、食事に行くことになったアユミ。5つ年上の先輩・ユウコは個性的なファッションだが、アユミはそれも魅力の一つだと肯定的に捉えていた。
ユウコの服をディスる
後日、ユウコがいない場で、一緒に食事に行った同僚たちが「こないだの服すごかったよね」「クセが強すぎる」とユウコの服をディスっていた。それを聞いたアユミはモヤっとしてしまう。
「個性よ、個性」
すると、レイカが「個性も大事よ」とユウコを擁護するのかと思いきや、アユミのほうを見て「個性もなく誰かの真似ばっかしてたら人として恥ずかしいじゃん?」「自分の意見もない人って、これまでの人生なにしてたのって感じだもん」と、それはあきらかにアユミに対しての嫌味だった。レイカは「アユちゃんもっと自分を出したほうがいいんじゃない」「個性よ、個性」とバカにするような言い方をした。
なにを言っても否定ばかりする人に、自分の本音なんて話せませんよね。マウントをとっているつもりかもしれませんが、自分がどれだけ醜いかに気づいていないようです……。