Text by 奥崎覚(編集部)
UEFAカンファレンスリーグは10日、準々決勝1stレグが各地で開催。スウェーデンではユールゴーデンがオーストリア1部のラピド・ウィーンと対戦した。
首都ストックホルムの強豪クラブであるユールゴーデン。日本ではU-20日本代表DF小杉啓太の所属チームとしてお馴染みとなりつつある。
試合はホームのユールゴーデンペースで進んだが、スコアレスのまま迎えた62分、オウンゴールでラピド・ウィーンが先制。結局これが決勝点となり、ユールゴーデンは0-1でアウェイでの2ndレグへ向かうことになった。
小杉は左サイドバックで先発してフル出場。オウンゴールを記録してしまったハンプス・フィンデルは試合後のインタビューでその場面を以下のように振り返っている。
「リプレイをまだ見ていないのであまり多くは語れません。プレーのスピードは速かったです。僕はニアポストを守ろうとして、誰かが背後にいるのを感じたので、ボールをクリアしようとしたのですが、運悪く変なバウンドになってしまいました」
とはいえ、この試合はまだ1ndレグ。24歳のスウェーデン人MFも「まだ前半戦が終わっただけ。来週の試合には全力で集中します」と語り、1週間後のリターンマッチに目を向けていた。
なお、もしユールゴーデンが逆転でラピド・ウィーンを下せば、準決勝では森下龍矢が所属するレギア・ワルシャワとチェルシーの勝者と対戦する。