漫画家を目指して上京した、セミさん。アシスタントとして励んでいました。そんな中、地元の親友・世羅・星佳が遊びに来ることに。世羅の誕生日祝いに、3人でテーマパークへ行く計画を立てます。遊ぶ日の前日、セミさんは仕事で徹夜をしてしまい…。まいかわセミ(@semi_no_mai)さんが、親友との関係に悩んだ体験談をご紹介します。『結婚式に来なかった20年来の親友と縁を切った話』をダイジェスト版でごらんください。
「7時集合」と約束していたのに…
激務で徹明けのセミさん…。何とかテーマパークの最寄り駅まで向かいました。友人に連絡をしましたが、既読がつきません。やっと既読がついたと思ったら「今起きた」というメッセージが…。
実は、以前から2人の遅刻グセに悩まされていたセミさん。そもそも、テーマパークへ行くために「7時集合」と言い出したのは、世羅・星佳でした。セミさんが「遅刻しないでね」とクギをさすと、2人は「テーマパーク近くのホテルに泊まるから大丈夫」と言っていたのです。それなのに、今回も約束を破られてしまいました。
その後、無事に合流した3人はテーマパークへ入園し、パレードを見るための場所取りをします。パレードまでの2時間、軽食をとったり、おしゃべりしたりと、待ち時間を楽しく過ごしていました。ところが、徹夜明けのセミさんの体に異変があらわれます…。
体調に異変が…熱中症?
徹夜明けで体調が万全ではなかった、セミさん。テーマパークに来たのは自己判断だったとはいえ、とてもツラい状況ですね。
しばらく休んだのち、体調が回復します。待ち合わせのレストランで合流したセミさんが、世羅に誕生日プレゼントを渡し、お祝いをしました。その後もアトラクションを楽しんだ3人。時間はあっという間に過ぎます。
最後の最後に「ムカついた」親友の一言
テーマパークを満喫した3人。ですが、友人の言葉に、セミさんはつい「遅刻しなかったら」と言ってしまいます。すると、セミさんが体調を崩したことを指摘されてしまいました。自己責任だったとはいえ、心配こそすれ、体調不良を責められてしまうのは悲しいですね。
あなたなら、友だちと「合わない」と感じたら、どうしますか?子どものころは仲がよくても、環境の変化により、価値観が変わることも。傷つく前に距離をおくことも、ときには必要ですね。
著者:ももこ