『リロ＆スティッチ』リロ役の声優が永尾柚乃に決定！スティッチ役山寺宏一によるサプライズ発表動画も到着

その愛らしさで空前のスティッチ・ブームを巻き起こしたアニメーション映画を完全実写化した『リロ＆スティッチ』( 6月6日公開)。本作でスティッチと絆を結ぶ少女リロの日本語吹替版声優が決定した。

【写真を見る】スティッチ役山寺宏一によるサプライズ発表で驚きと喜びの表情を浮かべる永尾柚乃

オハナは家族。家族はいつもそばにいる、何があっても。地球に不時着した暴れん坊のエイリアン、スティッチと、いつも一人ぼっちの少女リロの奇跡の出会いとかけがえのない“オハナ”の絆を描く感動のハートフルファンタジーがスクリーンに帰ってくる。

アニメーション版でスティッチの声を担当してきた、“スティッチを知り尽くす男”山寺宏一が本作でもスティッチの吹替版声優を担当。ファンからは「山寺さんやったー！」や「やっぱりスティッチは山ちゃんじゃないと!!」、「安心と信頼の山ちゃん！」といった喜びの声がSNSを駆け巡るなど大盛り上がり。そしてこのたび、スティッチと奇跡の出会いを果たすリロ役の吹替版声優が人気子役の永尾柚乃に決定したことが明らかになった。あわせて、山寺からのサプライズ発表動画も解禁に。

声優オーディションの最終選考があると、都内の試写室へ呼ばれた永尾に、サプライズ報告を実施。永尾が緊張感漂う試写室内に案内されると、「今日は私、山寺宏一から大事なお知らせがあります」とスクリーンにスティッチ役の山寺の映像が。すると、画面にノイズが走り、屋外を駆け抜けるスティッチの姿が写り、次第にスティッチは永尾がいる試写室に近付き始める。

扉の前までくると、スクリーンを突き破り拍手しながらなにかを祝うスティッチ。そこからスティッチが画面の外に走り去ると、「リロ役 永尾柚乃さんに決定!!」というテロップが表示されたのち、山寺が再びスクリーンに映り、「柚乃ちゃんリロ役決定おめでとう！」と、声優決定の知らせがサプライズで告げられた。

信じられないという表情を浮かべ、涙を浮かべる永尾。驚くのもつかの間、今度は山寺本人が会場にサプライズ登場し、「柚乃ちゃんリロ役決定おめでとう～！」と、ハワイで感謝の気持ちや、敬愛の念を込めて贈られるレイをかけてもらい祝福を受ける場面も。思わぬ形で自身がリロ役の声優を務めることを知った永尾は、「ありがとうございます！本当にうれしいです。びっくりしました！」と、スティッチのような満面の笑みをこぼし、サプライズは大成功に終わった。

ディズニー映画の大ファンかつ『リロ＆スティッチ』(02)も大好きで、いつかディズニー作品の声優をしてみたかったと話す永尾。サプライズ発表直後のインタビューでは、「めっちゃビックリしました！『リロ＆スティッチ』は昔から大好きな作品だったので、リロの日本版声優は絶対やりたいと思っていました！なので、本当にうれしいです！」とリロ役の声優に決定したことについて、改めて喜びを語っている。

そして、“七色の声を持つ男”として知られ、アニメーション版からスティッチの声を担当している山寺は、リロ役が永尾に決定したと聞いた時、「ドラマなどで柚乃ちゃんを見ていたので、おぉ！これは、ピッタリだ！絶対、日本版もめっちゃくちゃ面白くなるぞ！と思いました」と共演について喜び、ディズニー実写版声優に初挑戦となる永尾に「スティッチとたくさん会話すると思うけど、声を演じている僕とじゃなくて、スティッチと会話していると思ってください。なかなかマイクの前でお仕事することはなくて難しいと思うけど、スタジオがハワイだと思って、柚乃ちゃん自身もリロだと思って、リロになりきれば大丈夫だと思います！」と貴重なアドバイスを送っている。アドバイスを受けた永尾も、「わかりました！山寺さんの声と、スティッチの声はちゃんと頭に入っているので、がんばります！」と収録に向けてやる気が満ちあふれている様子だ。

また、山寺は「実写化ということで、実際にハワイでロケをしています。僕やみなさんも大好きな、あの美しいハワイの風景が満載です！そして何と言っても感動的なストーリーです！リロとナニは、両親が亡くなって2 人だけで頑張って生きているけどなかなか上手くいかない、というところから物語は始まりますが、僕はもうそこだけで泣いちゃいました！それが、スティッチという暴れん坊なエイリアンとリロが出会って、お互いどう変わっていくのか？本当にお子さんだけじゃなく、大人もみんな感動できる素晴らしいストーリーだと思います。もちろんアニメーション版の時も感動的だったのですが、より素晴らしくなっています」と、見どころや注目ポイントを説明する。

一方の永尾も「本当の友だちが欲しいリロと、破壊するために生まれたエイリアンのスティッチが、だんだんと“オハナ＝家族”になっていくところや、“オハナは家族、家族はいつもそばにいる、何があっても”っていう言葉が大好きです」とリロとスティッチの好きなところを楽しそうに教えてくれた。

そして最後に、2人から実写版『リロ＆スティッチ』を楽しみにしているファンに向けてのメッセージが。山寺が「実写化されてスティッチはより、リアルに、モフモフ満載です！きっと抱きしめたくなる、そして体温も感じられるような作品になっています！そして、リロとナニの姉妹にスティッチが絡んで、感動的なストーリーになっていますので、ぜひ大スクリーンでご覧になっていただきたいと思います！何と言っても、柚乃ちゃんがリロをやりますので、日本語吹替え版オススメです！」、永尾は「リロの声を大事にして、一生懸命リロの心を入れて頑張りたいなと思います！なので、ぜひ映画館に見に来ていただけるとめっちゃうれしいです！」とそれぞれ熱い言葉を送っている。

果たして、“ゆのちゃんリロ”と“山ちゃんスティッチ”の奇跡の出会いは一体どんなブームを起こすのか？その模様は『リロ＆スティッチ』の日本語吹替版でたしかめてほしい。

文/平尾嘉浩