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高石あかり「こんな“朝ドラ”見たことないと思わず笑ってしまうシーンも」今秋スタート『ばけばけ』京都でクランクイン

  • 2025.4.10
“朝ドラ”「ばけばけ」より、松野家集合写真 (C)NHK

【写真】桜の下で満面の笑みを浮かべる高石あかりと福地美晴

今秋スタートする連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合ほか)で主人公・松野トキを演じる高石あかりが京都にてクランクイン。トキの幼少期を演じるキャストも発表され、福地美晴が務めることが分かった。父・司之介役の岡部たかし、母・フミ役の池脇千鶴、祖父・勘右衛門役の小日向文世らと順調に撮影が進んでいるという。この度、松野家の家族写真と高石らキャスト陣のコメントが届いた。

「ばけばけ」とは

連続テレビ小説「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘・小泉セツ(1868-1932)をモデルに、外国人の夫ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に『怪談』を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心に光を当て、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語だ。

実在の人物である小泉セツをモデルとしつつも、大胆に再構成し、登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描く。脚本はふじきみつ彦氏が担当する。

高石あかりのコメント

クランクインいたしました!本読みの段階から既に「ばけばけ」のおかしな世界観が出来上がっていて、撮影を本当に楽しみにしていました。こんな“朝ドラ”見たことないと思わず笑ってしまうシーンも多く、和やかな空気感の中、撮影しています。愛と笑いにあふれる現場作りをしてくださった「ばけばけ」チームの皆さんには感謝しかありません。

これから一年間、いろいろなハプニングの連続だと思いますが、そんな日々さえも楽しみながら頑張ります!

岡部たかしのコメント

緊張と緩和が行ったり来たりのクランクイン!おかしみが生まれる瞬間です。実際おもろい。撮影現場は関西弁が飛び交い、それもまたおもろく、スタッフの皆さんと共に“美晴おトキ”、“あかりおトキ”の成長を見守っていくど!って気持ちが高まりました。ふじき氏が書いたセリフの妙を大事に大胆に伝え、演じていきたいです。

池脇千鶴のコメント

無事クランクインして、緊張しながらフミを生きています。夫役の岡部さん、お義父様役の小日向さん、トキの子供時代を演じる美晴ちゃん。松野家のみんなに支えられながら、笑って楽しく撮影しております。ここから先はヒロインの高石あかりちゃんに頼りながら、精一杯笑って生きていきます。どうでしょう。今のところクスクス出来る場面なので、このままあまり深刻にならずに優しい物語であると良いのですが。。。私も大して先も知らずワクワクしております。皆さん、温かい目で付いてきて応援してください!

小日向文世のコメント

クランクインの日に初回の家族のシーンを撮影しまして、これからこの家族とトキを中心に仲良く過ごしていくんだなと、撮影がとても楽しみになりました。食卓のシーンでは、家族が集まってしじみ汁を飲んでほっとする姿がほほ笑ましくて、貧しいながらもほんわかした、家族の絆を感じるシーンになっていると思います。

撮影ではちょんまげをつけているので、“朝ドラ”を撮影しているとは思えません。“ラストサムライ”として武士の精神を守りつつ、おトキをかわいがる勘右衛門を楽しく演じていきたいと思います。

幼少期のトキを演じる福地美晴のコメント

オーディションに受かったと聞いた時はとてもびっくりして、「本当に!?」と何度も聞いちゃいました。私が演じるおトキちゃんは父上、母上、おじじ様からたくさんの大好きをもらって毎日を過ごしています。皆さまと一緒にお芝居ができると思うと、ワクワクです!毎朝、「ばけばけ」が楽しみで、ついお布団から出ちゃうようなドラマになったらうれしいです。一生懸命頑張ります!

「ばけばけ」で主人公の幼少期を演じる福地美晴 ※提供写真

「ばけばけ」の物語

明治時代の島根県・松江。松野トキ(高石あかり)は、怪談話が好きなちょっと変わった女の子。松野家は上級士族の家系だったが、武士の時代が終わり父が事業に乗り出すものの失敗してしまい、とても貧しい暮らしをすることに。世の中が目まぐるしく変わっていく中で、トキは時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ち、生きにくい世の中をうらめしく思って過ごす。

そんな中、極貧の生活が続きどうしようもなくなったトキの元に、ある仕事の話が舞い込んでくる。それは松江に新しくやって来た外国人英語教師の家の住み込み女中の仕事だった。まだ外国人が珍しい時代、世間からの偏見を受けることも覚悟の上でトキは女中になることを決意する。

そしてその外国人教師は、小さい頃に両親から見放されて育ち、親戚をたらい回しにされたあげくアメリカに追いやられ、居場所を探し続けて日本に流れ着いたギリシャ出身のアイルランド人だった。

トキは、初めは言葉が通じない苦労や文化の違いにも悩まされるが、お互いの境遇が似ている事に気が付き、だんだんと心が通じるようになっていく。しかも二人とも怪談話が好きだったのだ。

“へんてこ”な人々に囲まれ、“へんてこ”な二人が夜な夜な怪談話を語り合う、“へんてこ”な暮らしが始まっていく。

※高石あかりの「高」はハシゴダカが正式表記

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