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ドリュー・バリモア、『バットマン フォーエヴァー』で共演したヴァル・キルマーを偲ぶ

  • 2025.4.10
Val Kilmer on the set of Batman Forever, directed by Joel Schumacher.

ドリュー・バリモアが、肺炎のために65歳の若さで亡くなったヴァル・キルマーを偲んだ。自身のトーク番組「ドリュー・バリモア・ショー」で、『バットマン フォーエヴァー』(1995)で共演した「ヴァル・キルマーは私にとっても親切でした。すごく頼りになって、優しくて、安心感がありました。私にとってとても重要なことでした」と語った。

同作のジョエル・シュマッカー監督との確執を取り沙汰されたヴァルは、1作品限りでバットマン/ブルース・ウェイン役を降板。続編の『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』(1997)では、ジョージ・クルーニーが同役を引き継いだが、撮影当時まだ10代だったドリューには頼もしい存在だったと振り返る。しかも当時、彼のように振舞う人は、非常に稀だったとのこと。ドリューは、「誰にも期待されていないと感じていたから、すごく興味深かった」と明かしている。

Drew Barrymore on the set of Batman Forever, directed by Joel Schumacher.

トム・クルーズ演じる主人公のライバル、アイスマンを演じた『トップガン』シリーズや、ジム・モリソンに扮したオリバー・ストーン監督『ドアーズ』(1991)など、数々の代表作を持つヴァルは、2017年に喉頭がんと診断されたことを公表。度重なる治療で声を失った後も、『トップガン マーヴェリック』(2022)にカムバックを果たし、2021年にはドキュメンタリー映画『ヴァル・キルマー/映画に人生を捧げた男』を発表するなど、活動を続けていた。

彼の突然の訃報を受け、ハリウッドからは彼を偲ぶ声が数多く寄せられたが、同作で悪役リドラーを演じたジム・キャリーは次の追悼声明を発表。「今日、人として、世代を代表する才能として、深い尊敬の念を抱えつつ、ヴァル・キルマーを偲んでいます。彼は、消え去ることのない演技という誰もが羨むレガシーを遺しました。芸術的に偉大な功績は特筆すべきものですが、人生で最も困難な局面において彼が見せた品位と勇気は、それに匹敵するものがありました」と称えた。

Text: Tae Terai

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