※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。 実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、本音がぽろり…驚愕の義母とのトラブルを描いた、実話ベースの体験談です。 投稿者は、都内在住の20代女性・Yさん。
今回は、ある日突然スマホに届いた、見知らぬ女性からのLINEがきっかけで知った、夫の裏切り。 でも、ただ泣いて終わり……にはしませんでした。
私がとったのは、“静かだけど、確実に効く反撃”です。 浮気、裏切り、そして最終的にスカッとできたその一部始終をお話しします。
見知らぬアイコン、そして「奥さんですか?」の一言
ある平日の夜。 子どもを寝かしつけたあと、リビングでスマホをいじっていた私に、突然LINEの通知が入りました。
表示された名前は見覚えのない女性。 そしてメッセージはこうでした。
「○○さんの奥さんですか?」
一瞬、心臓がギュッと締めつけられたような感覚。 まさか、まさか──そう思いながら、「そうですが、どちら様ですか?」と返しました。
返ってきたのは、信じたくないようなひと言。
「私、○○さんとお付き合いしてます」
なぜか“謝ってきた”浮気相手
「知らなかったんです。結婚してるなんて……」 彼女はそう続けました。
曰く、夫とは出会い系で知り合い、3ヶ月ほど関係を持っていた。 既婚者だとはまったく知らなかった、と。
最初は怒りで震えました。でも同時に、私は不思議なほど冷静で── 気づいたんです。この女性、嘘をついていない。
彼女は本当に知らなかった。 でも、知ってしまった今、なぜ私に連絡してきたのか。
「奥さんには申し訳ないと思って。でも、私も騙されてました」 そうメッセージが続いたとき、私は彼女にこう伝えました。
「お話、少しできますか?直接じゃなくていいので、電話で」
まさかの“協力者”になった浮気相手
その夜、私たちはLINE通話で話しました。
彼女は泣きながら、夫とのLINEのやりとり、会っていた日、プレゼントでもらったものまで事細かに教えてくれました。 私はそれを静かにメモし、スクショを送ってもらい、記録を保存。
最初は“敵”だと思っていた彼女が、 今では“真実を知るための協力者”に変わっていたのです。
夫に突きつけた“証拠フォルダ”
次の日。夫が仕事から帰ってきたタイミングで、私は淡々と話を切り出しました。
「ちょっと話あるんだけど。これ、見てくれる?」
夫の目の前に置いたスマホの画面には、 浮気相手とのLINE履歴、日付入りのメッセージ、ツーショットの写真──そして彼女からの音声メッセージまで。
夫は青ざめて、無言になりました。
「言い訳、聞く気ないから。あとは、こちらで手続き進めるので」
そう言って、私は離婚届の用紙を静かにテーブルに置きました。
義母の“まさかの土下座”
後日、義実家に事情を報告すると、 義母が涙を流しながら土下座して謝ってきました。
「うちの息子が、こんなことして……本当にごめんなさい。どうか、怒りをぶつけてください。私にでも」
正直、その姿を見るのはつらかったです。 でも、私は穏やかに答えました。
「怒りは、もう終わりました。私、これからの人生のほうが大事なんです」
まとめ:“知らなかった”じゃ済まされない、でも“知ったあと”が大事
★ 突然のLINEで浮気発覚。でも相手は“騙された側”だった
★ 証拠を集めたのは、感情でぶつからないため
★ “敵”にしない選択が、最もスカッとする結果に
浮気されたとき、怒鳴ったり泣き叫んだりするのもアリだと思います。 でも私は、冷静に“証拠を揃えて静かに追い詰める”ほうが性に合っていたようです。
そして何より、相手の女性を“同じ被害者”として見られたことが、 この経験をただの修羅場で終わらせず、“次に進むきっかけ”に変えてくれました。
傷ついたけれど、自分の尊厳を守れた。 あのとき強くなれた自分を、私はこれからも忘れません。