村重杏奈と高橋真麻がゲストとともに、働く女性の悩みや愚痴を聞きながらおしゃべりするTVerオリジナル新番組「うちの会社ってさぁ!~内緒の話ランチ会~」の第4回が4月7日に配信された。ゲストの雛形あきこが恋人への気持ちが冷めた瞬間を明かす。一方、村重はマウントを取ってきた相手への大人な対応を明かし、高橋を感心させた。
番組について
KDDI×TVerコンテンツ共同制作プロジェクト第二弾となる本番組は、バラエティ番組に引っ張りだこの村重杏奈と、どんなテーマでもコメント力に定評のある高橋真麻が、社会で働く誰かの"内緒の話"を聞きながらおしゃべりするトークバラエティとなっている。
番組の舞台は、とある会社のランチタイム。村重と高橋は、働く女性のお悩みや"内緒の話"が音声としてアップロードされるプレイリストを開いておしゃべりするのが日課という設定だ。プレイリストに音声をアップロードした<文句ちゃん>に共感したり、<文句ちゃん>を困らせる<困ったさん>に怒りを露わにしたり。ゲストとともに、毎回おしゃべりのお供となる「おすすめスイーツ」を食べながら、リアルで痛快なトークを展開する。
さらに、TVer公式SNSではスピンオフコンテンツ「勝手にベストアンサー考えます。」を縦型動画で配信。何でも首を突っ込みがちな出演者3人が、<文句ちゃん>から寄せられた「返信に困ったメッセージ」のベストアンサーを勝手に決定する。
雛形あきこが蛙化エピソードを明かす
最初の内緒話は、24歳会社員<文句ちゃん>の「2時間しゃべり倒すセクハラ上司」への愚痴。<文句ちゃん>は普段は在宅で週2会社に出社しているが、そのたびに36歳上司の話に2時間ほど付き合わされているそうだ。その上司から一度誘われて食事に行った時は、「女には4種類ある」「お前はオモロくてエッチできない女」と勝手にジャッジされたという。
そんなセクハラ上司を、村重は「センスないメンズだな」とバッサリ。さらに、こういう人は他人の意見を受け入れない人が多いとした上で、「でも私、彼氏できるんでとか言ってもお前にはどうせ俺しかいないからって言ってくる」と持論を展開した。
そこから3人は、過去に蛙化(現在の意味では、恋愛感情や好意を抱いていた相手の些細な言動で気持ちが冷めてしまうこと)したエピソードについての話題に。高橋は良い感じだった人と食事に行った際、相手の男性がくしゃみをした瞬間に出た痰を吸ったことで気持ちが冷めたエピソードを明かした。
一方、雛形は「私がヒドい」と前置きした上で、付き合っていた人が誕生日のお祝いをしてくれた時の出来事について語る。その男性がケーキを用意してくれたところまでは良かったが、バースデーソングを歌ってくれた瞬間に雛形はドン引き。「私の中で歌っている姿がなくて。100%好意だったけど、嫌だった」と振り返った。
高橋真麻、村重のマウント処理の仕方に「いい子だね」と感心
最後は30歳保育士<文句ちゃん>の内緒話。「全然意見を聞かない理事長」と題された音声では、「皆さんの意見を聞きます」と口では言う癖に、実際に意見を言ったら「でもこれは」と言い返してくる理事長への愚痴が語られていた。
村重は「頑固な人は本当に頑固ですよね」と<文句ちゃん>の嘆きに共感。「聞く耳を持っていない人はどうしたら聞いてくれるようになるんだろうと思うことが多い」という村重に、高橋は「やっぱり一般的には自分がやってきたこと、過去にされたことを払拭できない高齢の方が多い」と寄り添う。
それを受けて村重は「18歳、19歳の子たちってSNS世代だからフォロワーとか人を数字で見ていることがある」と逆に理解できない若者エピソードを披露。SNSのフォロワー数でマウントを取られることも多いという。そんな中、注目を集めたのは村重流のマウントの処理の仕方だ。自分が過去マウントを取ってきた相手よりも良いポジションについた時には、同じようにマウントするのではなく、逆に優しくするようにしているという村重に高橋は「村重ちゃんいい子だね」と感心していた。
今回のおやつは、おもちとあんこを使った手作りスイーツが楽しめる東京都目黒区のカフェ“ancolo cafe(アンコロカフェ)”の「あんこレアチーズケーキ」。生クリームとクリームチーズをたっぷり使用したなめらかなレアチーズと自家製こしあんが口の中で合わさる絶品スイーツで、村重も「塩味があって余計に甘く感じる」と大絶賛していた。
構成・文=苫とり子