「肩甲骨」はダイエットやエイジングケアの鍵を握る重要なパーツ。肩甲骨の可動域を広げるだけで、姿勢改善による見た目の若返り、血行促進でのくすみ解消、基礎代謝アップによる痩せやすい体質への変化など、複合的な効果が期待できます。
肩甲骨の可動域を広げることはダイエット&エイジングケアに直結
肩甲骨の可動域を広げることで、美容面やダイエット面で下記のような嬉しい効果を期待できます。
・美容効果
肩甲骨周りの動きが良くなると、猫背や巻き肩が改善され、姿勢が美しくなるだけで見た目年齢が若返ります。また、血流が活性化することで顔や首のくすみやむくみが解消され、肌のトーンが明るくなるでしょう。さらにリンパの流れも改善されるため、小顔効果も期待できますし、肩や首の緊張がほぐれることで表情筋もリラックスするので、表情まで若々しくなっていきます。
・ダイエット効果
肩甲骨周辺には大きな筋肉群があり、可動域が広げれば自然と基礎代謝がUP。姿勢改善や背中のたるみ解消、バストアップなど、全身のシルエットも美しくなります。また、肩甲骨周辺に多く存在する褐色脂肪細胞が活性化されるので、脂肪燃焼効率も高まりますし、姿勢が改善されて胸郭が開くようになると呼吸が深くなり、さらなる代謝アップも見込めるはずです。
肩甲骨の可動域を広げる簡単ストレッチ
肩甲骨周りは年齢とともに固まりがちで可動域が狭くなっていくもの。毎日1分程度のストレッチ習慣で柔軟性をキープして、見た目年齢マイナス5歳をめざしましょう。
(1)片方の脚のひざを床につき、もう片方の脚のひざを立てて、両手を体の後ろで組む
▲ひざはそれぞれ直角に曲げ、肩を下げておきます
(2)肩甲骨を寄せるようにして両手を上げていき、上げるとこまで上げたところで3秒間キープする
▲手を上げた時に胸が伸びていることを感じましょう
終わったら(1)の姿勢に戻って1回。“1日あたり5回を目安”に実践します。なお、期待する効果をきちんと得るためには「両手を上げる時に、きちんと肩甲骨を使うこと」、「背筋を真っ直ぐな状態をキープすること」の2つがポイント。肩甲骨を寄せつつ胸を伸ばすことを意識して行いましょう。ただし、手を上げた時に肩が上がってしまうと十分なストレッチ効果を得られないので注意してくださいね。
ぜひ「肩甲骨の可動域を広げること」を日々意識して、若々しい見た目印象と健康的なカラダをキープしていきましょうね。<text:beauty news tokyo編集部 ストレッチ監修:川人将裕>