【写真】おバカでピュアすぎる主人公・人見(松田元太)が超キュート
松田元太が主演を務めるドラマ「人事の人見」(毎週火曜夜9:00-9:54 ※初回は9:00-10:09、フジテレビ系 /FOD・TVerにて配信)。4月8日に放送された第1話では、マーケティング部の瀬沼優(田中洸希)が上司のパワハラのせいで退職届を出したと知った人見(松田元太)が、社内の「カラオケ大会」で瀬沼に不満をぶちまけさせたシーンに多くの声が上がりSNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)
「人事の人見」とは
同作は、“人事部”に焦点を当てた痛快オフィスエンターテインメント。古い熱血体質の残る大企業を舞台に、おバカでピュアすぎる主人公・人見廉(ひとみ・れん)と、会社を変えたいと願いながら日々奮闘するヒロイン・真野直己(まの・なおみ)が、個性豊かな人事部の面々と共に会社の中で巻き起こる社員のさまざまな問題と向き合いながら、「現代人の悩み」に立ち向かっていく。
“人が好き”な人見は、既成概念や世間の評価にとらわれず、ただ目の前の人に向き合って、本質を見抜く。知識や常識は皆無に等しいが、型にはまらない行動が、がんじがらめになった現代人のストレスや凝り固まった考えを解きほぐしていく。
日の出鉛筆に“人事のエキスパート”として入ってきた人見廉をTravis Japanの松田、日の出鉛筆の人事部に配属されて3年の女性社員・真野直己を前田敦子、人事部長・平田美和を鈴木保奈美、社内事情にやたら詳しい人事部の研修担当・堀愛美を松本まりか、人事部で人見を観察する若手社員・森谷詩織を桜井日奈子が演じる。
また、人事部で出世欲が著しい社員・須永圭介に新納慎也、韓国と日本のハーフで人事部の採用担当ミン・ウジンにヘイテツ、人見を抜てきした常務取締役・里井嘉久に小日向文世が扮(ふん)する。
素直でピュアすぎる男・人見、退職届を出した社員の元を訪ねるが…
大手文房具メーカー「日の出鉛筆」は、体育会系気質が色濃く残り、営業部などの現場の声が最優先の社風だった。
人事部のオフィスでは、労務担当の真野が会社の現状を憂い、正しい労働環境に変えようと奮闘している。部長の平田は、部署間のパワーバランスなど無視して問題点を訴える真野にハラハラしていた。
そんな人事部は、カラオケ好きの社長・小笠原(小野武彦)の発案で始まった社内カラオケ大会の準備に追われていた。須永が堀、森谷、ウジンらに発破を掛けるが、自分では何もしない。
まとまりのない人事部だが、常務取締役の里井が海外から抜てきした人事のスペシャリストが中途入社でやってくるといううわさがせめてもの希望だった。
するとそこに一人の男がやって来る。待ち望んでいた人材だと平田が迎え入れると、その男は退職代行サービスだった。マーケティング部2年目の将来有望な社員・瀬沼の退職届を届けにきたのだ。
退職届は断れないが突然の事態に苦悩する一同。するとそこに「本日からお世話になります、“人を見る”と書いて人見、人見廉です!」と“何も知らない”人見廉がやって来た。
この男、うわさと違い、会社勤めの経験がなく、ビジネスマナーも社会常識もないが、とにかく素直でピュアすぎる男。
そんな人見は、瀬沼が退職届を出した理由を探るため、瀬沼の自宅のインターホンを押すのだった。
人見が瀬沼にラップで不満をぶちまけさせたシーンに「人見くんやるぅ」の声
瀬沼から話を聞き出すことに成功した人見。瀬沼はマーケティング部課長の海藤(平山祐介)からパワハラを受けていたことを明かす。
そして海藤を処分しないなら告発すると宣言した瀬沼に対して、人見は「わかりました。俺も瀬沼さんに賛成です。そこまで強い意志があるならちゃんとみんなに伝えましょう」と発言。
人見は、瀬沼が高校時代に「ラップインターハイ」で3位になった経験があることを知っており、海藤に対して社内の「カラオケ大会」で言いたいことをぶつけるよう提案。
そのあと瀬沼が「Yo!Listen!耳すませ真実を語る口、事なかれ主義の会社は用なし」とラップで不満をぶちまけたシーンにSNSでは「告発ラップだ!」「ラップバトルだー!!」「即興ラップwww」「人見くんワクワクしてるのかわいくね?」「告発ラップあおってる(笑)」「海藤さんもラップしようぜ」「人見くんやるぅ」「退職代行使った人とは思えないぐらいの主張w」「だから瀬沼役は田中洸希くんだったのか!納得」「瀬沼の気持ちすごくわかるな」などの投稿で盛り上がり、X(旧Twitter)のトレンドにランクインしていた。
番組ラストでは無事に問題を解決した人見。次週以降、人見がどんな活躍を見せるのか楽しみだ。
◆文=奥村百恵