著者・ぬーこ(@nu_ko.ushi)さんの長男に起きた体験談が描かれた漫画作品『6歳でお兄ちゃんになったぼくに起こった不思議なこと』をダイジェスト版でごらんください。
ぬーこさん一家では、長男が6歳のとき、第2子が誕生。ぬーこさんは2人育児に不安を抱えていましたが、長男が下の子をかわいがる様子に何度も救われます。ところが、順調に思えた日常に、突然異変が訪れます…。
順調に思えていた2人育児
6歳でお兄ちゃんとなった長男くん、とてもうれしそうですね。親としても、きょうだい仲良しの光景は幸せを感じるものです。また、不安に思っていた2人育児も、長男の優しさに何度も救われたそう。母であるぬーこさんにとっても、長男はとても頼もしい存在のようですね。
ところが、順調に思えていた2人育児は、「勘違いだった」とのこと。何が起きたのでしょう？
少しずつ起き始めていた長男の異変
ある日突然、「ママが大きくなったり、小さくなったりする」と訴えた長男。本人も突然の異変に困惑しているようです。眼科を受診しますが、原因は不明のまま。一時は、様子を見ようと思いますが、やはり紹介状をもらうために、病院へと引き返します。
このあと、快く紹介状を書いてくれた眼科医。不安に寄り添ってくれる医師の存在、とてもありがたいですね。そのまま受診の予約もとってもらい、後日、紹介された病院を受診します。
母はうすうす原因に気づいていた
長男が席を外している間、ぬーこさんは医師と話をします。その中で、最近第2子が産まれたこと、ガマンさせているかもしれないことを打ち明けます。母として、心苦しい胸の内が伝わってきますね。
このあと、本作では、やはりぬーこさんの予想が当たっていたことが判明します。いつも赤ちゃんを抱っこしているため、長男とスキンシップが不足していたことに気づきます。その後、長男との時間を意識的に作るようにしたところ、長男の症状は改善しました。
赤ちゃんは手がかかるため、お世話で付きっ切りになるものですね。ぬーこさんは、長男のことを気にかけるようにしていたそうですが、それでもスキンシップが不足していました。ママと上の子の時間が作れるよう、ときにはパートナーの協力も必要です。改めて、家庭環境の変化が子どもに及ぼす影響について考えさせられる作品です。
著者：ももこ