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【クレジットカード】「年会費無料だったのに…!?」いつの間にか会費が引かれる理由、 思いがけない “落とし穴” とは

  • 2025.4.9

ファイナンシャルプランナー(FP)が解説

クレジットカードのイメージ
クレジットカードのイメージ

「年会費無料だから安心」と思って作ったクレジットカード。それなのに「いつの間にか会費が引かれていた!」という経験はありませんか? 実は「年会費無料」といっても、“無料になる基準”はカードごとに違います。仕組みを知らずに申し込むと「こんなはずじゃなかった……」と後悔するかもしれません。

この記事では、年会費無料のクレジットカードの種類と、意外な落とし穴についてファイナンシャルプランナー(FP)が解説します。

年会費無料のクレジットカードは、大きく分けて3つのタイプがあります。まず、利用状況に関係なく、ずっと年会費が掛からない「永年無料タイプ」です。例えば「楽天カード」や「三井住友カード(NL)」などが当てはまります。次に、最初の1年間は年会費が掛かりませんが、2年目以降は有料になる「初年度無料タイプ」です。これには「JCBゴールドカード」や「三菱UFJカード ゴールドプレステージ」などが該当します。

長く使う予定があるなら、2年目以降に掛かる年会費をあらかじめチェックしておくと安心です。

そして、年間〇万円以上の利用や、特定のサービス利用など、一定の条件を達成すると翌年の年会費が無料になる「条件付き無料タイプ」です。このタイプのカードには「三井住友カード ゴールド(NL)」や「JRE CARD」などがあります。条件をクリアしないと年会費が発生するため、計画的に使う必要があります。

このように、年会費無料といっても、場合によっては費用が掛かるケースもあるので注意しましょう。

年会費無料のクレジットカードには、ほかにも落とし穴があります。知らず知らずのうちに損をしないように、次の3つのポイントに注意しましょう。

まず、永年無料=永久無料ではない。「永年無料」といっても、ずっと無料が保証されているわけではありません。カード会社の方針や規約の変更によって、将来的に年会費が発生するケースもあります。もしもに備えて、カード会社からのお知らせを定期的にチェックしておきましょう。

さらに、「年間〇万円以上の利用で年会費無料」などの条件を達成するために、必要以上に買い物をしてしまっては本末転倒です。得をしているつもりが、かえって出費が増えてしまうこともあります。

クレジットカードは「普段通りに使って、お得かどうか」で考えるのがポイントです。

そして、「今ならポイントが付く」「提示するだけで◯%オフ」などの言葉につられて何枚もカードを作る人も少なくないですが、作り過ぎると管理不能に陥る場合も。

管理しきれなくなり使ってもいないカードをそのまま放置すると、条件付き年会費が発生したりポイントが分散して使いにくくなったりと、デメリットも増えます。クレジットカードは必要な分だけを持ち、定期的に見直すことが大切です。

「年会費無料」のクレジットカードには、複数のタイプや注意点があります。条件や規約を把握せずに申し込むと、思わぬ出費や浪費につながる恐れもあるので気を付けましょう。

大切なのは、自分の使い方に合ったカードを選ぶことです。次回は、年会費無料と有料のクレジットカードを比較しながら、それぞれの特徴や選び方のポイントを解説します。

(奏かえで)

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