「おつまみは 弁当おかず それで(それが)ええ」
帰宅後、晩酌用につくったおかずを残しておいて、翌日のお弁当にスライド。そうしてできる、お酒のアテまみれのお弁当「あさ弁」は、茶色くて地味だけど、滋味!
SNSの12万人のフォロワーが感動した、「おいしさ優先」で作られる、アテとしても弁当おかずとしても最高な、あさこさんの門外不出のレシピをご紹介。創意工夫に富んだこだわりもお見逃しなく!
※本記事はあさこ著の書籍『昨日のおかず、今日のお弁当に詰めて』から一部抜粋・編集しました。
牛こま玉ねぎカツ
材料(2人分)
牛こま切れ肉(または豚こま切れ肉)…… 120g
玉ねぎ…… 1/4個
[ 下味 ]
酒・片栗粉…… 各大さじ1/2
マヨネーズ…… 小さじ1/2
塩・こしょう…… 各少々
バッター液*・パン粉…… 各適量
揚げ油…… 適量
*バッター液(作りやすい分量)
卵1個、小麦粉大さじ4、水大さじ1をダマがなくなるまで混ぜる。本レシピでは半量目安で使用。
作り方
1. ボウルに牛肉を入れ、下味をもみ込んで10 分おく。その間に玉ねぎを縦半分、横半分に切って4 等分にする。
2. 切った玉ねぎがバラバラにならないよう、牛肉で包んで丸形にし、ぎゅっと握って密着させる。
3. 2をバッター液にくぐらせて、パン粉を入れたバットに入れる。パン粉をまぶしてもう一度ぎゅっと握り、170度の油で転がしながらきつね色になるまで揚げる。食べるときに即席ドミグラスソースをかける。
◆ポイント:下味でマヨネーズや片栗粉をまとわせたミルフィーユカツは、時間が経ってもお肉が柔らか。残ったバッター液で、冷蔵庫にある野菜をフライにしても。ドミグラスソースは、オムレツや焼いた豚肉にも合う。
■即席ドミグラスソース
(作りやすい分量)
フライパンにトマトケチャップ・ウスターソース各大さじ2、砂糖・醬油各小さじ1、バター10g を入れ、弱火でとろみが出るまで煮立たせる。
<著者プロフィール>
あさこ/茶色いごはん研究家。「日本人で良かったな」と思える素材や旬を大切にした、飾らずシンプルな食事をこよなく愛す。インスタグラムが人気でフォロワー数は12万人を超える(2025年1月現在)。
著=あさこ/『昨日のおかず、今日のお弁当に詰めて』