満開の桜を見ると、自然と気分が明るくなりますよね。
お花見の席でテンションが上がり、ついつい羽目を外してしまう…なんてこともあるかもしれません。
桜を撮影していたら?
2025年4月、とある公園を訪れた、ぺーやん(@Peyan_Photo)さん。
春の風物詩の1つである、満開の桜を撮影していたといいます。
桜に向かってカメラを構えていると、かなりテンションが高い『パーティー・ピープル(通称:パリピ)』が写り込んできたそうです。
ぺーやんさんが出会った『パリピ』は、お花見パーティーでお酒を飲んでいい気分になった…というわけではありません。
どんな『パリピ』が写り込んできたのかというと…。
とっても楽しそうな、シカ!
両方の前脚を上げて『ピースサイン』をしているかのよう。『カメラ目線』もバッチリでしょう。
ぺーやんさんが桜を見に足を運んだのは、奈良県奈良市にあり、たくさんのシカが暮らしていることで知られている奈良公園です。
桜が主役のはずの1枚でしたが、『パーティー・ピープル』もとい『パーティー・シカ』が主役の座をかっさらったのでした。
投稿には、14万件以上の『いいね』が付き、さまざまなコメントが寄せられています。
・「イエーイ!」といっていそう!めっちゃ笑った。
・吹き出した。これはお酒を飲んで、完全にでき上がっているね。
・『シカ界のパリピ』ですね。どこの世界にもいるんだな。
・「ウェーイ!桜~」というセリフが聞こえてくる。
・え、AIや合成で作った写真かと思った!かわいすぎる。
ちなみに、シカが首に付けているのは、行動範囲などのデータを取得するためのGPS機器なのだとか。奈良県庁まちづくり推進局 奈良公園室によると、GPS機器の重さはシカの体に負担にならない程度だといいます。
取得したデータは、天然記念物である『奈良のシカ』の保護を強化する目的で、調査に使用するそうですよ。
多くの人に愛されている『奈良のシカ』。この先も、桜とともに元気な姿を見守っていきたいですね。
そのためにも、公園などが掲示しているシカとの接し方のルールを守った上で、安全に楽しみましょう。
春の陽気の中、はっちゃけているかのようなシカは、たくさんの人をノリノリな気分にさせたのでした!
[文・構成/grape編集部]