1. トップ
  2. スキンケア
  3. 「病気は自業自得」母の言葉に苦しみ。子宮全摘で得たもの<子宮筋腫>

「病気は自業自得」母の言葉に苦しみ。子宮全摘で得たもの<子宮筋腫>

  • 2025.4.8

30代後半から子宮筋腫の症状がひどくなり、子宮全摘出手術を受けた宮島もっちーさんが当時を振り返りながら、今、同じように悩んでいる女性にエールを贈るマンガ。子宮を摘出するまで月経時の大量出血や重い貧血に悩まされていた主人公。つらい症状を周囲に理解してもらうのも難しく、「筋腫ができたのは自業自得」と自分を責めてしまうことも。ところが施術後、医師から「病気になったのはたまたま」と言われ、ようやく「自業自得」の呪いから解放されるのでした。

つらい症状もなくなり、職場復帰した主人公。かつてのように、何かが起こったときに自分を責めるのはやめることにしました。

「病気になったのはアンタのせい」と言い続けていた母親との関わり方も見直すようになり……。

私の体は「ボロ」じゃない!

母から「アンタの体はボロなんだから」と言われていたのですが、冷静に考えてみると子宮筋腫以外で病気という病気はしていません。母からのマイナスな言葉に振り回されないように、突っ込まれやすい体調の話はできるだけ避けることにしました。

そして子宮を摘出したことで子宮筋腫による大量出血が止まり、重い貧血が改善され、アクティブに動けるように。

健康に気づかいながら、これからの日々を楽しんでいきたいと思います。

――――

母と縁を切るのではなく、部分的にブロックすることで良好な関係を維持している主人公。マイナスな言葉に真正面から向き合うのではなく、「言われないように工夫する」ことは、高齢親との関わり方として正しいように思えます。実の母とはいえ、今さら考えを変えてもらうのは難儀でしょう。子宮筋腫がなくなり、母との関係性も見直すことができました。つらい生理もありません。一歩も二歩も前進した主人公の人生がより良いものでありますように!

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター 宮島もっちー


監修者:医師 女性医療クリニック院長 沢岻美奈子先生

2013年1月に女性スタッフだけで乳がん検診をおこなう沢岻美奈子 女性医療クリニック開院。2022年の1年間で神戸市乳がん検診を約2500件、地元企業様の会社検診や自己検診も含めると約3100件の乳がん検診を実施する。患者さんとのやりとりと通じて日常の診察で感じ考えることを、専門医目線で正しい医療情報としてInstagramに毎週投稿している。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる