Text by 井上大輔(編集部)
フェイエノールトで日本代表FW上田綺世のライバルといえる存在だったメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス。
23歳のストライカーは今冬に3200万ユーロ(51億円)でミランに引き抜かれた。
ただ、2月の古巣フェイエノールト戦を最後にゴールから遠ざかっており、セルジオ・コンセイソン監督はFWタミー・エイブラハムのほうを優先的に起用しつつある。
そうしたなか、『CalcioMercato.com』は「ミラン、ヒメネスがプレーできず…。コンセイソン監督との誤解、何が起こっているのか」という話題を伝えていた。
ヒメネスとコンセイソン監督の関係性が悪化しているわけではないものの、コッパ・イタリアのインテル戦前に行った話し合いでも状況の解決には至らなかったそう。
また、エイブラハムが現在好調で、長期離脱から戻ってきたルカ・ヨヴィッチも調子を上げつつあるなど、ポジション争い自体が激化している。
一方、ヒメネスはこれまでの試合でチャンスを逃すシーンもあり、自らの価値をもう一度証明する必要があるようだ。
コンセイソン監督は熱血漢として知られ、ポルト時代には中島翔哉への“公開説教”が物議を醸した人物。