【動画】新境地を開いた演技が話題沸騰…!ソ・ドンジュ(パク・ヒョンシク)の完璧なダークスーツ姿
パク・ヒョンシクとホ・ジュノが出演する韓国ドラマ「埋もれた心」の第7週(第13、14話)が、4月5日までに配信された。ソ・ドンジュ(ヒョンシク)と悪役ヨム・ジャンソン(ジュノ)の腹の探り合いもさることながら、注目を集めたのはヒョンシクと、彼の父親であることが判明したホ・イルド(イ・ヘヨン)の“父子の対話”。ヒョンシクとヘヨンの心通わす熱演に「泣いた」「しんどい」の声が続出した。(以下、ネタバレを含みます)
ついに判明した残酷な真実…
「埋もれた心」は、2兆ウォンの政治資金を巡り、大山(テサン)グループのソ常務ことドンジュが、人生を賭けてパワーブローカーで陰の黒幕ジャンソンと危険な駆け引きを繰り広げるリベンジサスペンス。
ジャンソンに指示されたホ・イルドによって銃撃され、海に転落したドンジュ。一時は名前すら思い出せない状態に陥ったが、記憶を取り戻すと黒幕ジャンソンと実行犯イルドに対し復讐(ふくしゅう)を決意。だが第6週(11、12話)では、イルドが30年前に幼いドンジュとその母を崖から車ごと突き落として殺そうとしたこと、そして、ドンジュの本当の父親がイルドであるという残酷な事実も判明していた。
「ソ・ドンジュはあなたの息子だ」
続く第7週は、そんなドンジュとイルドの対話が視聴者の感情を激しく揺さぶった。第13話で、ドンジュが自分とイルドの親子関係を示す鑑定書を持ち、イルドの元へ。何も知らないイルドはドンジュを撃つが、その直後、ジャンソンから「ソ・ドンジュはあなたの息子だ」と知らされた。
自分が何度も殺そうとした若者が、実の息子だった――。あまりに残酷な真実を知ったイルドは「わが子を車で突き落とし、3度も銃で撃ったんだ。最後の1発は、子どもが『あなたの息子だ』と言おうとしていたのに…。一体何をどこからどうやって謝ればいいんだ」と後悔の涙を流すと、ジャンソンの元へ。
強大な力を持つジャンソンに、決死の覚悟で「大山から離れてください。ヨム・ジャンソンという悪魔を追放します」と決別を宣言した。
「期待しても無駄です。絶対にあり得ないので」
そして出色が、イルドとドンジュが“父と子”として初めて酒を酌み交わす場面。「私たちが互いに支え合う親子だったらどんな会話をしたかな。“父さん、体を大切に”“息子よ、ちゃんと食べろよ”」と、まるで目の前に座るイルドに語り掛けるように口にしたドンジュに、イルドは「そんな何気ない会話をする親子に、なれるだろうか」とぽつり。だが、ドンジュは「期待しても無駄です。絶対にあり得ないので」と突き放した。
父と子というかけがえのない縁で結ばれた2人でありながら、何も知らなかったゆえに命を狙い、憎み合う不幸な関係となってしまったドンジュとイルド。真実が明らかになったからといって、すんなり普通の“父と子”になれるわけがない。
切な過ぎる“父と子”の対話に「とにかく号泣」
大きな後悔を背負ったイルド役・ヘヨンと、運命の非情さにやるせなさを感じずにいられないドンジュ役・ヒョンシクの切なさをにじませた対話シーンに、視聴者の視線が集中した。
「とにかく号泣」「ドンジュ…回を追うごとに切なくてしんどい」「イルドと向き合うドンジュの気持ちを思うと…ヒョンシクの演技がすご過ぎて震えた」「俳優パク・ヒョンシクの真骨頂では」といったストーリーに没入するファンの声に加え、「あと2話しかないの…?」「ヒョンシクの演技が毎週見られるのももうあと1週…」「ソ・ドンジュロス決定!」と、迫る最終週に思いをはせる声も多く上がった。
だが、つかみかけた父と子の関係はあっけなく終わりを告げ、続く第14話ではすべてを知ったドンジュがジャンソンに手加減なしの復讐劇を繰り広げる展開に。視聴者からは「やっとスカッとする展開!」と喝采の声が上がり、韓国では地上波SBSで放送された第14話が全国視聴率14.6%、首都圏14.5%と自己最高記録をまたも更新。
ディズニープラス スターで独占配信中の日本でも配信のたびに「今日のTOP10」で上位にランクインする注目度の高さを見せている。
次回、4月11日(金)に第15話、12日(土)に最終話(第16話)が配信される。一気に復讐を加速させたドンジュの復讐劇はどんな結末を迎えるのか。本作で新境地を開いたと高評価を受けるヒョンシクがクライマックスでドンジュのどんな表情を体現するのかも気になるところだ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
※記事内の視聴率はニールセンコリア調べ