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『おどる夫婦』、『ジゼル』、『SHIZUOKAせかい演劇祭』【伊達なつめさんの一押しステージ情報】

  • 2025.4.8

演劇ジャーナリスト・伊達なつめさんのおすすめ作品をご紹介。今回は『おどる夫婦』、『ジゼル』、『SHIZUOKAせかい演劇祭』の3本をピックアップ!

Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』

多彩かつ異能の天才森山未來が、ひさびさに演劇の舞台に帰ってくる。しかも共演は『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004) 『モテキ』(2011)以来という長澤まさみ。大ヒット映画コンビのイメージが、蓬莱竜太(作・演出)が描く複雑な夫婦の心の機微に触れるドラマに重なりそう。タイトル通り、踊ってくれますように!

作・演出=蓬莱竜太
出演=長澤まさみ、森山未來、松島 聡、皆川猿時、小野花梨、伊藤 蘭 他
4月10日(木)~5月4日(日・祝) THEATER MILANO-Za ※大阪公演、新潟公演、長野公演あり
(問)Bunkamuraチケットセンター TEL:03-3477-9999

2024 / 2025シーズン 新国立劇場バレエ団『ジゼル』

撮影=鹿摩隆司

日本を代表する優れたカンパニーに成長した新国立劇場バレエ団。ダンサーの技術と表現力、観客からの絶大な支持を得た次なる展開として吉田都芸術監督が挑むのが、自身の古巣でもある英国ロイヤル・バレエの本拠ロンドンでの新国立劇場バレエ団公演。上演するのは自信作『ジゼル』だ。これに先立つ日本公演をしっかり見届け送り出したい。

振付=ジャン・コラリ、ジュール・ペロー、マリウス・プティパ 演出=吉田 都 ステージング・改訂振付=アラスター・マリオット 音楽=アドルフ・アダン 美術・衣裳=ディック・バード 照明=リック・フィッシャー
指揮=ポール・マーフィー、冨田実里 管弦楽=東京フィルハーモニー交響楽団
出演=小野絢子、木村優里、柴山紗帆、米沢 唯、池田理沙子、福岡雄大、渡邊峻郁、速水渉悟、井澤 駿、奥村康祐
4月10日(木)~20日(日) 新国立劇場 オペラパレス
(問)新国立劇場ボックスオフィス TEL:03-5352-9999

『SHIZUOKAせかい演劇祭』

『〈不可能〉の限りで』©MAGALI DOUGADOS

世界のアーティストが富士山を臨む劇場・屋外・ストリートで繰り広げる恒例の「ふじのくに⇄せかい演劇祭」が「SHIZUOKAせかい演劇祭」の名称でリニューアル。注目作はフランスのアヴィニョン演劇祭ディレクターを務める偉才ティアゴ・ロドリゲスの『〈不可能〉の限りで』ほか。GWはイベント盛りだくさんの静岡へ。

4月26日(土)~5月6日(火・休日) 静岡芸術劇場、舞台芸術公園、駿府城公園 他
(問)SPAC-静岡県舞台芸術センター TEL:054-203-5730

文=伊達なつめ

※InRed2025年5月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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