過去のトラウマから「恋愛は当分いいかな……」と思っていたときに、素敵な男性と出会えたら運命を感じますよね。その上彼と付き合ってから恋も仕事も順調となると、心から「彼と出会えてよかった」と思うでしょう。でも結婚を考えるほど信頼していた彼が、実は既婚者だった……なんてこともあるようで？ 今回は「『既婚者だって知らなかった！』まさかの騙され不倫にあってしまった話」の中から、示談が成立し慰謝料が支払われたものの驚きの展開になった話をご紹介します。
あらすじ
主人公・リコは1年前に結婚を考えていた彼氏に浮気され、恋愛に消極的になっていた。それでも友人・ナミに半ば強引に婚活パーティーに誘われ参加することに。そこで素敵な男性・正親からアプローチを受ける。その後正式に交際を申し込まれ幸せいっぱいのリコだが、正親のポケットから子どもの写真を発見する。正親に尋ねたところ、その子は自分の息子で、実はバツイチだと告げられる。
正親がバツイチだと知りショックを受けるリコだが、正親の涙にほだされ交際を続ける。しかしとある日の帰り道、知らない女性から声をかけられる。なんとその女性は正親の妻で、リコは「小さい子どもがいる家庭を壊してまでする恋愛は楽しかったですか？」と責められてしまう。
急いで正親に連絡するリコ。そして正親から既婚者であることを告げられる。正親に嫌悪感を抱きつつも、すぐに嫌いになることができないリコは心がグチャグチャになっていた……。
リコが落ち込んでいるときにたまたま連絡をくれたナミ。でもリコの様子に違和感を覚えたナミは、急遽リコの家に行くことに。正親が既婚者だと知り驚くナミだったが、なぜか騙されたリコが罪悪感を抱いており、心配するのだった。もとはといえば既婚者にも関わらず、婚活パーティーに来ていた正親に非がある。そのためナミはリコに目を覚ますよう伝える。
見どころ
証拠集め
それから弁護士に相談をし、正親が既婚者であることを隠していた証拠となる資料やLINEのスクショを集めたリコ。証拠が認められ、正親の妻も納得をしてくれた。
慰謝料が支払われる
正親に慰謝料を請求し、あっさりと数十万円が支払われた。とりあえずは区切りがつき、虚しい気持ちになりながらもホッとするリコ。
「俺たち結婚しよう！」
すると知らない番号からの着信が。出てみると、相手はなんと正親だった。しかも「待たせちゃってごめんね！」「俺たち結婚しよう！」とリコにプロポーズをしたのであった……。
既婚者なのに素性を隠して近づくなんて卑怯すぎます。予期せぬ形で不倫相手になってしまった女性のことも、当然ながら奥さんのことも傷つけているわけなので、罪を償ってもらわなくてはいけません。プロポーズをするなんて、反省している気配がまったく感じられませんよね……。