断捨離って部屋はもちろん、気持ちもスッキリしますよね。でも断捨離がきっかけで夫と不穏な空気になることもあるもの。あまりに自分勝手な夫を見ていると、「断捨離ってものだけじゃないのかも……」と思えてくるでしょう。今回は「『旦捨離』~私が旦那を捨てた理由~」の中から、自分勝手な夫を旦捨離しようと決意した話をご紹介します。
あらすじ
1年半前に引っ越しが決まったことがきっかけで、小学3年生の一人娘・ルイを持つ主人公は断捨離にハマりだした。
引っ越すときに処分したものも多かったが、完全には整理できなかった。そこで物置代わりになっている4帖の部屋を片付けるため、子ども服をフリマアプリに出品していた。その様子を見ていたルイは、自分の部屋ができるとワクワクしている。
でもとある事情があって子ども部屋が悩みの種になっている主人公。片づけは頑張っているものの、なかなか思い通りにはいかないよう。
夫が使う6帖の部屋を、子ども部屋にしたいと提案した主人公。すると「子ども部屋なんて4帖の物置部屋でいいじゃん」と言って、聞く耳を持たない夫であった。
ルイが1歳をすぎた頃、主人公は2人目をなかなか授からず、不妊治療をスタートしようとしていた。結果、不妊治療はうまくいかなかったのだが、夫婦喧嘩になるとすぐに「俺だって不妊治療付き合ってやったのに」と言い出す夫。
夫に再び子ども部屋を作りたいことを提案すると、面倒臭そうな態度をとる。主人公が様々な案を伝えるも、駄々ばかりこねるため「小学生か!」とキレてしまった。すると夫は「趣味のプラモデルやカードに囲まれてるのが幸せなんだよ!」とありえない発言をする……。
見どころ
家族に使うお金はケチる夫
夫に、週末のお出かけや子どもの習い事を提案するも「もったいない」「ローンがある」と自分の都合のいい言い訳ばかりをする。そう答えるであろうと予想していた主人公は「でも自分の趣味に使うのはいいんだっけ」と言って部屋を出る。
「また届いてたよ」
主人公は大きなダンボールを持ってきて「また届いてたよ」「プラモデルかなぁ?」と嫌味っぽく言い放った。
「全部夫だ」
自分勝手すぎる夫にイライラがおさまらない主人公。ふと、なぜこんなに悩みを抱えているのかを自問自答すると、原因は「全部夫だ」ということに気がつく。そこで主人公は夫を捨てる、つまり「旦捨離」することを決意した。
思うように物事が進まず、イライラしてしまう原因は、夫であることに気がついたようです。自分のことしか考えていない人って話が通じないので、一緒にいるとどんどん疲弊していくんですよね……。