スーパーで1年中、お手頃価格で手に入る「エノキ」は、家計にとって頼もしい存在。
そのため、食卓に登場する機会は多いものの、代わり映えしないと飽きてしまいますよね。
そこで今回は、脱マンネリできる! エノキのアレンジレシピをご紹介します。
どれも手軽に作れて、エノキのおいしさ・使い勝手の良さを再確認できること間違いなしです。ぜひ参考にしてください。
■【簡単常備菜】手作りなめたけ
エノキを切って、調味料で煮詰めるだけ! 甘辛味が白ご飯とよく合い、おにぎりや混ぜご飯の具材、冷奴や麺類のトッピングなどにも活用できます。市販品よりも安くておいしいのが魅力。七味や柚子胡椒を足して、自分好みの味つけにしても良いですね。
手作りなめたけ
【材料】(2人分)
エノキ 1パック(200g)
ショウガ 1片
酒 大さじ 2
みりん 大さじ 1.5
しょうゆ 大さじ 1.5
【下準備】
1、エノキは石づきを切り落とし、長さを3等分に切り、根元をほぐす。ショウガは皮付きのまません切りにする。
【作り方】
1、鍋にエノキとショウガを入れて酒をかけ、蓋をして中火にかける。
2、エノキから水分が出たら、みりんとしょうゆを加えて混ぜながら煮含める。器に盛る。
■エノキの<アレンジ>レシピ6選
・キノコのだしナムル
「白だし」と「ゴマ油」で簡単に味が決まる、キノコの和風ナムルです。キノコは強火で焼き色をつけ、旨味をギュッと閉じ込めましょう。あっさり味でたっぷり食べられます。こってり料理の付け合わせにも◎です。
・エノキのカリカリ揚げ
エノキが絶品おつまみに大変身! 外はカリカリ、中は旨味ジュワ〜の新食感でハマる人続出です。エノキは平たくなるように広げるのがポイント。青のりや粉チーズなど、いろんな味のバリエーションで楽しめます。
・エノキ入り納豆
いつもの納豆に、エノキの旨味と食感をプラス。忙しい朝にはご飯にのせて、夜はお酒と一緒におつまみとして、バリエーション豊かに食べられます。食物繊維と発酵食品のコラボで、腸活にも最適です。
・エノキ豚肉のレンジ蒸し
薄切り豚肉でエノキを巻いたら、あとはレンジにお任せ! 豚肉の旨味がエノキにしみ込み、ヘルシーなのに食べ応え十分です。黒酢ダレと白ネギでコク旨さっぱりと食べられますよ。
・キノコのおろし和え
キノコをレンジ蒸しして「大根おろし」と「ポン酢」で和えるだけ。体にやさしく、さっぱりとしていくらでも食べられそうです。火を使わずに作れて、忙しい日のあと1品に役立ちます。
・エノキとニラの梅おかか和え
梅干しの酸味とかつお節の旨味がからみ、さっぱり食べたいときにイチオシ! 噛むほどにエノキの風味が感じられ、日本酒や焼酎のおつまみとしても◎。材料を倍にすれば、大量消費にもぴったりです。
みそ汁や鍋物の脇役的なイメージがある「エノキ」ですが、使い方次第でどんどんおいしく活用できる食材です。季節問わず安定した価格で手に入るので、いろいろな食材・調味料を組み合わせて、メニューの幅を広げてみてくださいね。
(川原あやか)