30代後半から増えるお悩み
子どもの成長とともに続くママ友との付き合い。楽しい反面、気を遣う場面も多くて「ちょっと疲れる……」と感じたことはありませんか? 30代後半になると、若いママとの価値観の違いやSNSなど、人間関係の悩みも増えがちです。今回は、そんな大人ママたちの「リアルなあるある」と、無理せず付き合うヒントを紹介します。
気付けば、自分がママ友グループの中で年上ポジションに。20代ママたちが盛り上がる話題に、ついていけずポカンとする場面も……。
でも、無理に合わせる必要はありません。年齢も価値観も違って当然。「共通点があったらラッキー」くらいのゆるい気持ちで付き合うと、心に余裕が持てます。
「今度ランチ行こうよ!」と誘われて、つい「面倒かも……」と思ったこと、ありませんか?
たまになら楽しいけど、頻繁なお誘いは正直しんどい。そんなときは「最近ちょっとバタバタしてて~」とやんわり伝えるのがおすすめ。
誘いを断るのは、悪いことではありません。それでも気になるときは、別の機会にこちらから誘うのもアリです。
低学年の頃は軽く話せていた勉強の話も、高学年になると成績や受験などナイーブな話題が増えてきます。「塾行ってる?」「中学受験するの?」と聞かれて、ドキッとすることも。
でも、教育方針は家庭それぞれです。必要以上に踏み込まず「そうなんだ~」「うちもいろいろ考え中で」と軽く流すくらいが、ちょうどいいのかもしれません。
ママ友との交流に使っていたSNSが、いつの間にか「人間関係の監視ツール」みたいに感じることも。
誰と誰が仲良しか、誰が何をしているかが見え過ぎて、投稿するにも見るにも気を遣ってしまう……。そんなときはSNSから少し距離を置いて、自分を守る工夫をしてください。
SNSはあくまでツールです。自分にとってちょうどいい心地良さを大切にしましょう。
子ども同士のケンカはよくあること。でも「〇〇くんに意地悪されたみたいで……」とママ友同士の話に発展すると、ちょっと気まずくなることもありますよね。
子ども同士は案外、すぐに仲直りするもの。程度にもよりますが、大人も冷静に「子ども同士のこと」と受け止めると、関係悪化を防ぎやすくなります。
ママ友付き合いに悩むのは、決してあなただけではありません。価値観の違いにモヤモヤしたり、距離感に悩んだりするのは当たり前のこと。
だからこそ、無理せず自分のペースで付き合える関係を大切にしたいですね。次回の後編では、さらにリアルな悩みとラクに付き合うヒントを紹介します。
(奏かえで)