続・30代後半から増えるお悩み
30代後半になると、ママ友付き合いの悩みも少しずつ変わってきます。子どもの成長とともに、“派閥”や習い事の話など、気を遣う場面も増えてきますよね。
そんな「大人のママ友事情」の“あるある”を、前編に続き5つピックアップ! 無理せず心地よく付き合うためのヒントも、併せて紹介します。
最初はフラットな関係だったはずが、いつの間にかグループが分かれている……なんてこと、ありませんか? 誰と一緒にいるかで“派閥”ができてしまい、空気を読んで動くのが面倒になることも。
そんなときは、無理にどこかに属さなくても大丈夫。気が合う人と自然に会話できる距離感が、心地良く感じられる人も多いです。「中立ポジション」でふわっと関わるのも、一つの選択肢です。
「うちの子、英語もピアノも通ってて~」と、自慢げな話を聞かされると、つい自分ちと比較してモヤモヤすることもありますよね。
そんなときは張り合わずに「うちはうち」と割り切ると、余計なストレスを抱えずに済みます。
そうなんだ~」と一度受け止めてから話題を変えたり、「うちはのんびり派だから」とやんわり自分のスタンスを伝えたりするのもおすすめです。
スーパーや園へのお迎えで、オシャレなママ友にばったり会ったとき。「あれ? 今日の私、部屋着っぽい?」「私だけ浮いてる……?」と、つい自分の服装と比べてしまうことってありませんか?
でも、他のママも同じように「どう見られてるかな」と気にしているものです。大切なのは、自分が心地良く過ごせること。自分らしいスタイルで、笑顔でいられる服がベストコーデです。
食費や塾代、家のローン……。ママ友との会話でお金の話が出ると「これってどこまで話していいのかな?」と迷うこともありますよね。
うっかり聞いて「ちょっと踏み込み過ぎたかも……」と気まずくなったり、「あ、うちと全然違う」と距離を感じてしまったり。
お金の話は、あくまでサラッと表面的にとどめておくのが、お互いに心地良く過ごせるコツかもしれません。
子どもをきっかけに知り合ったママ友。「この人ともっとゆっくり話してみたいな」と思うこと、ありませんか?
ただ、距離感は人それぞれ。無理に関係を深めようとせず、自然に近付けるならそれがベストです。大切なつながりだからこそ、焦らずゆっくり育てていきましょう。
30代後半になると、ママ友付き合いにもいろんな悩みが出てきます。
話題の内容も関係性の深さも、少しずつ変化していくものです。でも、どんなときも大切なのは「ラクでいられる距離感」。無理に合わせようとせず、自分のペースを大切にしてください。
気を張り過ぎず、自分らしくいられる関係を少しずつ育てていきましょう。
(奏かえで)