30代後半から子宮筋腫の症状がひどくなり、子宮全摘出手術を受けた宮島もっちーさんが当時を振り返りながら、今、同じように悩んでいる女性にエールを贈るマンガ。子宮を摘出するまで月経時の大量出血や重い貧血に悩まされていた主人公。つらい症状を周囲に理解してもらうのも難しく、「筋腫ができたのは自業自得」と自分を責めてしまうことも。貧血の症状がひどくなり、生理中は階段を上るのもひと苦労。ついには息が切れ、頭がもうろうとするのでした。
どうして私の体はこんなにボロなの!? 「生理」が訪れることに恐怖を感じるようになった主人公。子宮筋腫が自然に小さくなるのを待つつもりでしたが、ついに全摘出手術を決断しました。
子宮筋腫は自分のせいだと思っていた
子宮全摘出手術は無事に成功。もう生理に苦しめられることはないとホッとしました。
子宮筋腫はずっと自分に「問題」があって起こったものだと思っていたのですが、医師にはっきり「筋腫ができたのはたまたま」と言われて衝撃を受けました。
母に言われ続けた「病気は自業自得」という言葉が呪いとなっていたのかもしれません。
ようやく自分を許せるような気がしました。
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母には何も告げず、手術を受けた主人公。医師の言葉で病気のつらさだけでなく、自己責任の思いからもようやく解放されました。どれだけ症状が重く生理が大変でも、「自分が悪い」と思い込んでいたら、弱音を吐くこともできなかったでしょう。手術を経て心の傷も癒やされたようです。
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監修者:医師 女性医療クリニック院長 沢岻美奈子先生
2013年1月に女性スタッフだけで乳がん検診をおこなう沢岻美奈子 女性医療クリニック開院。2022年の1年間で神戸市乳がん検診を約2500件、地元企業様の会社検診や自己検診も含めると約3100件の乳がん検診を実施する。患者さんとのやりとりと通じて日常の診察で感じ考えることを、専門医目線で正しい医療情報としてInstagramに毎週投稿している。
著者:マンガ家・イラストレーター 宮島もっちー
ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室