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娘たちがお店で大泣き。視線が痛い…泣き止ませなきゃ「おい!!」え?男性に声をかけられ振り向くと

  • 2025.4.6

ある日、4歳と2歳の娘を連れてショッピングモールを歩いていました。すると下の子がぐずり始め、上の子も「疲れた〜」と不機嫌に。必死にあやしながら歩いていましたが、とうとう2人とも大声で泣き出してしまいます。周囲の視線が気になり、私は焦るばかりでした。

後ろから男性の声

そのとき、後ろから突然「おい!」と低い声がしました。振り向くと、体格がしっかりとした強面の男性がこちらを見ています。一瞬「うるさいって怒られるかも……」と身構えましたが、その男性はにっこり笑いながら「大丈夫? ママ、ひとりで大変やな」とやさしく声をかけてくれました。

驚いていると、「うちにも4歳と2歳の兄弟おるから、気持ちめっちゃわかるわ」と続け、自販機で買ったペットボトルのお茶を差し出してくれたのです。「泣くのも成長のうちやで。ママも無理しすぎんと、気楽にやったらええんやで」と言われ、思わず涙が出そうになりました。

それまで「怖そうな人」と勝手に思っていた自分を反省。その言葉にどれだけ救われたかわかりません。あの日以来、子どもが泣き出しても「みんな通る道」と思えるようになり、気持ちに余裕が持てるようになりました。

この出来事を通じて、見た目や第一印象だけで人を判断しないことの大切さを学びました。また、子育てはひとりで抱え込むものではなく、周囲のやさしさに助けられることもあると実感します。困ったときは素直に頼ったり、子どもが泣いても必要以上に気にしすぎたりしない心の余裕を持つことが大切だと感じました。

著者:富田 紗栄子/30代女性・会社員

4歳と2歳の娘を育てる2児の母。夫婦共働きで、私は営業職。

作画:さくら

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)

ベビーカレンダー編集部

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