新しいプロジェクトについてであれ、家族の近況についてであれ、ジェナ・ブッシュ・ヘイガーは、テレビ番組『トゥデイ』で自身の生活について語ることを恐れていません。これまでに彼女が語ってきたことから察すると、「どうやって夫のヘンリー・チェイス・ヘイガーと人生を築いてきたか」について喜んで話すでしょう。
では、ふたりはどうやって出会ったのでしょう? 実は、ふたりのラブストーリーは、政治の世界から始まります。
出会い
ふたりが初めて出会った2004年、ジェナの父親であるジョージ・W・ブッシュ元大統領は再選をかけた選挙運動の真っ最中。ヘンリーはジョージを再選させるための委員会で働いており、彼がホワイトハウスで行われたアメリカンフットボールの試合を観戦しに来たときに、ジェナと出会ったのでした。当時ワシントンで教師として働いていたジェナは、ヘンリーを魅力的だと思いましたが、彼にはガールフレンドがいました。しかし、2005年にジェナの父親が大統領として再び宣誓した頃には、ふたりは正式に交際を始めていたのです。
「投票日には、友達でした。就任式には、恋人でした」と、ヘンリーの親しい友人の一人が2008年の『ピープル』に語っています。
婚約
2005年2月、ジェナとヘンリーの関係が公表されます。そして、『ワシントン・ポスト』によれば、ふたりはたちまち離れられない仲となり、就任パーティー、ホワイトハウスでの晩餐会、その他の公式行事など、機会があれば常に一緒にいるようになりました。驚くのは、あるレポーターが元ファーストレディのローラ・ブッシュにジェナの交際相手について尋ねると、彼女がヘンリーを「真剣に交際しているボーイフレンド」とは見ていない、と答えたこと。しかし、2007年にふたりは婚約し、彼女はまちがっていたことが判明します。さらに、ジェナが後に『トゥデイ』で打ち明けたところによれば、婚約のはるか以前から、ふたりは結婚について話し合っていたのだとか。
「何杯かカクテルを飲んだ後で、私が彼にプロポーズしたんです」とジェナが告白したのは2023年8月のこと。「彼はノーと言いましたが、5年後には結婚しました。ノーとは言っていないですね-『ううん、ううん』って感じです」
それでもふたりが正式に婚約すると、たちまちメディアでニュースが取り上げられます。『The Knot』が特集した記事によると、ヘンリーはプロポーズのために、未来の花嫁をメイン州へ旅行に連れて行ったそう。ある朝、彼はジェナを朝4時に起こし、アカディア国立公園にあるキャデラック山へハイキングに行こうと誘います。山頂に到達した時は、日の出の完璧なタイミング。その場ですぐ、ヘンリーはジェナに自分の妻になってくれないかと質問したのだとか。
結婚式
それから1年後の2008年5月、ふたりはテキサス州クロフォードにあるブッシュ家の牧場でロマンチックな結婚式を挙げます。式の後、大統領は記者会見でこう言いました。「私たちの娘、ジェナは、本当に良い男と結婚しました」
今では5人家族
もちろん、ジェナとヘンリーのラブストーリーはここでおしまいではありません。2013年4月、ジェナとヘンリーは第一子で娘のマーガレット・ローラ・ヘイガーを迎えます。そして、2015年8月には第二子で娘のポピー・ルイーズを、2019年8月には第三子で息子のヘンリー・ハロルド・ヘイガーを迎え、ヘイガー家が完成。以来、一家は愛に満ち溢れた人生を送っています。
これまでのふたりの関係にはさまざまなことがありましたが、ジェナは以前と変わらず-あるいは以前よりも-ヘンリーを愛している様子。
「あなたの愛は、私が夜遅く帰宅したときにあなたが洗面所の鏡に貼っておいてくれた、棒線画の行き交う船の絵みたい。日中ほとんど飛行機に乗っていて、脱水状態になって、家が恋しかった、あなたが恋しかった」「あなたの愛はあのメモみたい。シンプルで、確かで、心がこもっている」と、『トゥデイ』で夫へのラブレターを公開しました。
なんて素敵なカップルでしょう!
From : Good HousekeepingTranslation : Mayuko AkimotoPhotos : Getty Images, Courtesy of Instagram@jennabhager
※この翻訳は、抄訳です。※この記事は、2025年4月6日時点のものです。