ある日、ミントさんママは娘・ミントさんが幼稚園の先生である鬼塚先生から「ブタ」と呼ばれていることを知ります。さらに同じクラスのこまちゃんは髪の毛を勝手に切られてしまいました。園長先生が「教育し直す」と約束したことで、一旦引き下がったママたち。しかし、鬼塚先生は反省するどころか、園長先生の不在を良いことにやりたい放題。堪忍袋の緒が切れたミントさんママたちは、悪事の証拠をつかもうと動きだします。鬼塚先生はほかの園児にも日常的に危害を加えているようで、ミントさんママたちが問い詰めますが、証拠がないと嘲笑います。ミントさんママたちはこっそり園庭に隠れて監視し、鬼塚先生を追い詰める決定的な証拠を確保。保護者会で証拠の動画を流され、ほかの先生からも暴露された鬼塚先生ですが、この期に及んでまだ言い逃れしようとします。
責任転嫁しようと、ミントさんママがミントちゃんに虐待していると保護者に話した鬼塚先生。さらに噂好きで鬼塚先生の味方をしている小判さんも「アザを見た」と同調します。
しかし園長先生が、ミントさんのアザは蒙古斑だと否定。鬼塚先生に、今の発言は勘違いなのか悪意なのか詰め寄ります。
担任と結託してミントさんママを陥れようとしたママは、実は…
以前から鬼塚先生の話を信じ、味方についていた小判さん。噂好きの小判さんにミントさんママは「あなたの夫、会社の後輩と不倫してますよ」と告げます。いちごちゃんママがその証拠の写真を提示し、小判さんは怒ります。
さらに、小判さん自身も不倫していることが暴露されてしまい、居づらくなった小判さんは保護者会から足早に去るのでした。
子どもたちへの虐待に直接関わりがないとはいえ、嘘の噂を信じ、ミントさんママを傷つけた小判さん。噂話には興味を惹かれるものですが、すべて鵜呑みにしてしまうと、どこかで誰かを傷つける可能性もあります。
噂話を聞いても、何が真実で何が嘘なのか、自分でしっかり考えることができる分別のある大人でいたいものです。
著者：マンガ家・イラストレーター ミント
ベビーカレンダー編集部