里帰り出産をし、赤ちゃんを連れて実家へ戻った三姉妹の次女・ねぼすけさん。しかし、実家で両親と共に暮らす長女・カホ姉は実家での育児をよく思っておらず、赤ちゃんが夜泣きをすると床ドンしてきます。そして、ねぼすけさんはカホ姉からの心ない暴言にも耐えられず、早々に里帰り出産を切り上げることに。それから4年後。今度は不妊治療をしていた妹・ヨリさんが妊娠し、里帰り出産しますが、ねぼすけさんのときと同様に、カホ姉から床ドンされたり、暴言を吐かれたりなどのひどい扱いを受ける毎日に疲弊してしまいます。そんな中、カホ姉は生活のすべてをお母さんに任せているのに、感謝するどころか文句ばかりで、生活費は年に1回、3万円を支払うだけだという衝撃の事実を知ったヨリさんは、お母さんに相談することに。
ヨリさんがお母さんと改めてカホ姉のことについて話すと、次々に衝撃の事実を知ります。カホ姉が仕事でストレスを抱えていると信じていたお母さんは、どんな悪態も見て見ぬふりしていたのです。
さらに、お母さんがカホ姉にお金の請求しなくなった1番の理由は、お金の話題になると怒って暴れるからで……!?
実家の暮らしを圧迫している原因は長女!
定年退職後、年金生活をする親が、子どもの扶養に入るには、収入額(年金を含む)が基準額の範囲内である必要があります。ヨリさんの両親は、年金額が基準の範囲を超えているため、カホ姉の扶養に入ることができません。
住民税は収入を得た人に課税される税金ですが、一定の収入以下の人は住民税が非課税になります。同居問わず、生計を一緒にしている人全員が非課税者であれば、その世帯は住民税非課税世帯となります。カホ姉は一定以上の収入がある課税対象者なので、ヨリさんの両親たちは非課税世帯にはなれないのです。
田舎実家暮らしに愚痴を吐き、散財してストレス発散し、「一人暮らししたい」とこぼすカホ姉。出費を抑えるためにも、カホ姉には一人暮らしをしてもらったほうが良さそうですね。
ねぼすけさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
著者:マンガ家・イラストレーター ねぼすけ
ベビーカレンダー編集部