青い屋根の二世帯住宅に住んでいる広子さん。玄関の近くにある鍵付きの内扉の向こうには義母が住んでいます。広子さんは、夫(和也さん)と義母の度重なる不審な言動にうんざりし、離婚を告げますが、夫は拒否。広子さんは娘のナホちゃんのピアノの先生・猫山先生に相談し、夫と義母が不適切な関係にあるのではないかと怪しんでいました。しかし実際に夫と不倫していたのは、猫山先生だったのです。
猫山先生は以前から義母宅の2階に住んでいたと話し、まったく反省の様子を見せません。広子さんは離婚を決意。翌朝、ナホちゃんに離婚を伝え、父の家に身を寄せることにしました。
その後、猫山先生は姿を消し、夫はショックで仕事を辞め、義母は慰謝料と養育費の支払いのために家を売り払ったそう。
広子さんは父に支えられながらも、ナホちゃんとの3人の生活を楽しんでいました。
不倫女は一体どこへ? 逃げ得なんて許さない
事情を知らないナホちゃんには、「猫山先生は遠くへ引っ越したんだよ」と伝えた広子さん。しかし心の中では、猫山先生への怒りが募っていました。
不倫の代償がたった200万円?
逃げ得なんて、許せない……!
以前、寝室で撮影した動画を見返し、どうにか自分の手で断罪したいと憤怒するのでした。
今となっては猫山先生が何をしたかったのか、確認する術はありません。しかし、広子さんにとっては家庭を壊した張本人であり、何も制裁がないのは許せないことでしょう。動画を使って制裁を下せないかと考えているようですが、方法によっては広子さんが加害者側になる可能性もあります。今後のことを見据えて、納得できる選択をしてほしいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
ベビーカレンダー編集部