わかなさんの娘・ひまりちゃんは、今年から幼稚園に入園しました。幼稚園が楽しそうなひまりちゃんをほほえましく思っているわかなさんですが、同じ組のももかちゃんママ・みふゆさんとの出会いによって、おだやかな生活が一変します。
入園後、すぐに仲良くなったわかなさんとみふゆさんでしたが、みふゆさん親子が自宅に遊びに来るたびに、ひまりちゃんの持ち物がなくなっていることに気づき「盗まれたのでは」と疑っていました。
そんなとき、「ひまりちゃんのヘアゴムちょうだい」という、みふゆさんの図々しい頼みを断ったことで関係が悪化。根に持ったみふゆさんは嘘を吹聴し、他のママ友を利用してわかなさんを孤立させます。
わかなさんは仲の良いママ友・かおりさんから、みふゆさんがひまりちゃんのブレスレットを身につけていた事実を聞かされ、一緒にみふゆさんを問い詰めますが、みふゆさんははぐらかし、嘘泣き。みふゆさんの嘘を信じる園ママたちは、わかなさんに「人としておかしい」と言い、責めました。
しかし、「ブレスレットをどこで買ったの？」というかおりさんの質問に矛盾が生じ、言葉に詰まったみふゆさんは、その場から逃げ出し、形勢逆転！
園ママたちに経緯を説明すると「みふゆさん最低！」「私たちは味方」と手のひらを返し、のちに謝罪。
事態は丸く収まったもののその翌日、朝早くに「忘れものを取りに来た」とひとりでわかなさんの家を訪ねてきたももかちゃん。泣きながら「ママに、ひまりちゃんのおもちゃやぬいぐるみを盗んできてってお願いされて……」と打ち明けて……！？
娘の友だちが打ち明ける事実に驚愕…
悪いことはしたくないと抵抗するももかちゃんに、みふゆさんは「言うこと聞けない子は捨てるからね！」と、無理やりわかなさんの家を訪ねさせたよう。
それを聞いたわかなさんは「30分以内に来なければ、虐待していると警察に通報します」とみふゆさんに連絡。
30分後、「早く娘を返してよ！」と憤慨した様子でわかなさんの家に現れたみふゆさん。
「盗んできてなんて言ってない！ 虐待なんてしてない！」と言い張りますが、わかなさんが問い詰めると、開き直った様子で「もうしないから娘を返して」と言うのでした。
ももかちゃんのことをきつい言葉で追い詰めるみふゆさん。わかなさんに問い詰められ、ようやくももかちゃんにしてきたことを認めたみふゆさんですが、そこに反省の色や謝罪は欠片もありません。
みふゆさんの自分勝手すぎる言動には怒りと呆れを感じてしまいますね。今までの自分の言動を改め、ももかちゃんが心穏やかに過ごせる親子関係を築いてほしいものです。
著者：マンガ家・イラストレーター たに
ベビーカレンダー編集部